最近アンチエイジング効果や健康効果で話題になっているポリフェノール。コーヒーにもコーヒーポリフェノールが含まれているので、美容や健康効果が期待できます。

コーヒーに含まれるポリフェノールは、コーヒー独特のあの香りのもとであるクロロゲン酸です。コーヒーを飲んで、美容や健康効果が得られるなんて、コーヒー好きにはたまらなく嬉しい話ですよね。

そこで今回は、コーヒーに含まれるコーヒーポリフェノール、クロロゲン酸の効果効能をご紹介します。

 

コーヒーポリフェノールは美容と健康の味方！その効果効能

 

コーヒーポリフェノールとは

コーヒーにはクロロゲン酸をはじめとするポリフェノールが含まれています。このポリフェノールが、コーヒーの独特の色や香り、苦味のもとになっています。特に生のコーヒー豆に豊富に含まれています。

コーヒー1杯に含まれるポリフェノールの含有量は、赤ワインと同程度になります。

赤ワインやチョコレートなど、ポリフェノールを含む食品はいろいろありますが、日本人が一番摂取しているのが、コーヒーからのポリフェノールです。

コーヒーポリフェノールは吸収率が高い

ポリフェノールは抗酸化作用が高く、美容や健康に効果があることがわかっていますが、ポリフェノールによって体への吸収率に違いがあります。

その中でも吸収率が高いのが、コーヒーポリフェノールです。ですからポリフェノールの効果を得たいなら、コーヒーを飲むが1番なんです。

インスタントでも効果は変わらない？

生のコーヒー豆に多く含まれているコーヒーポリフェノール。もちろん焙煎したコーヒー豆でも効果はありますが、簡単に飲めるインスタントコーヒーでも効果があるのか気になりますよね。

インスタントコーヒーでもコーヒーポリフェノールの効果はありますが、やはりドリップコーヒーの方がより多く含まれますから、できるだけドリップコーヒーをおすすめします。

焙煎しすぎたコーヒー豆ではクロロゲン酸の効果が得られませんから、焙煎が浅いものがおすすめです。

ダイエット効果がある

コーヒーポリフェノールにはダイエット効果があります。

コーヒーに含まれるクロロゲン酸とカフェインの2つの成分には、脂肪を燃焼する効果があります。ですからコーヒーポリフェノールが含まれるコーヒーを飲むことでたまった脂肪が燃焼され、ダイエットにつながるんですね。

ただ、コーヒーを飲むだけよりも、軽い運動と組み合わせることで脂肪燃焼効率がアップするので、運動する前にコーヒーを飲むのが効率よく脂肪を燃焼させるポイントです。

また食事前にコーヒーを飲むことで満腹感が得られますから、食事の量を減らすこともできます。食べ過ぎが気になる方は食事前にコーヒーを飲むのがおすすめです。

糖尿病の予防効果がある

運動不足や肥満、不規則な生活により糖が体内で過剰に合成されることで起こる糖尿病。悪化すると動脈硬化などさまざまな悪影響を及ぼします。

この糖尿病の予防効果があるのがコーヒーポリフェノールのクロロゲン酸です。クロロゲン酸には体内の糖の生成を抑制する働きがありますから、糖尿病を予防するすることができます。

美白効果がある

コーヒーポリフェノールであるクロロゲン酸には美白効果があります。クロロゲン酸の抗酸化作用が紫外線が原因で活性酸素が発生することを抑制し、メラニンの過剰な生成を予防する働きがあります。

アルツハイマーを予防する

コーヒーポリフェノールのクロロゲン酸には、アルツハイマーを予防する効果があります。

アルツハイマーは、βアミロイドタンパクというタンパク質によって脳の神経細胞が死んでしまうために起こる病気ですが、クロロゲン酸にはこのβアミロイドタンパクから脳の神経細胞を守る働きがあります。

コーヒーポリフェノールは野菜にも含まれている

健康にも美容にも効果が高いコーヒーポリフェノールのクロロゲン酸は、実はコーヒー以外の食品にも含まれています。

含有量はもちろんコーヒーが1番多いのですが、ごぼうやさつまいも、人参などにも含まれています。「コーヒーが苦手で飲めない」という方でも、これらの野菜から摂取することができます。

またクロロゲン酸のサプリメントもありますから、コーヒーも野菜も苦手な方は、サプリメントを利用する方法もあります。

カフェイン過敏症の方は注意！

コーヒーを飲むとアレルギー症状が出てしまうということがあります。

これはクロロゲン酸に反応しているというよりも、コーヒーに含まれているカフェインに反応している「カフェイン過敏症」の可能性が。

カフェイン過敏症の場合は、コーヒーを飲むとアレルギー症状が出てしまうので、野菜やサプリメントから摂取するようにすると良いでしょう。

 

 

最後に