エナメルや合皮素材など、通気性の悪い靴を履くことの多い女性の足。実は強烈なニオイを発している可能性がとても高いです。靴を脱いだ途端、周りから「臭い！」と思われているかも？

全身オシャレにきめていても足が臭っては台無しです。洗っても足が臭い方は、今回こそは徹底的に改善しましょう！

足が洗っても臭い！その原因と徹底的な改善対策

足の汗は本来無臭

強い臭いと言えはワキガ。ワキガのニオイはアポクリン腺という腺から出ている特別な汗が原因で起こります。一方、足の汗はエクリン腺という腺から出ている汗で、ほとんどが水分ですから本来は無臭のはずです。しかしそれならどうしてあんなに足は臭くなるのでしょうか？

足の臭いの原因は湿度と雑菌です。靴下や靴など、何かに覆われている時間が長いので湿度が高く雑菌の繁殖をしやすい状態をキープしてしまっています。この雑菌が足の垢である角質をエサに繁殖することで強いニオイを出すのです。

洗っても臭い足の対策１．爪切りはこまめに

手の爪に比べて足の爪切りはついおろそかになりがちです。気づいたらかなり伸びていた、なんてことも多いのではないでしょうか。しかし爪が伸びているとそこに靴下の繊維や細かいゴミなどが溜まりやすくなり、爪垢が溜まります。この爪垢はへそのゴマのような強烈なニオイがしますから、爪垢が溜まらないように爪はこまめに切りましょう。

洗っても臭い足の対策２．軽石で古い角質を除去

足のかかとがガサガサで、ストッキングを何本もダメにしていませんか？足の裏はなかなか力を入れて洗えないので角質が溜まりやすいです。溜まっていくうちにさらに固くなるので、ヒビが入ったような状態なら軽石を使って強制的に削りましょう。

固いままでは削るのも痛いので、湯船にしっかりつかって柔らかくしてから削ります。そしてお風呂あがりには保湿も忘れずに。削った肌のままでは乾燥してしまいますから、ボディークリームを塗りましょう。頻度は週に１回で充分です。

洗っても臭い足の対策３．木酢液で「スペシャル足湯」

木酢液(もくさくえき)は炎症の抑制や殺菌に効果があります。足のケアだけでなく、生ごみの消臭やまな板のお手入れなどにも使えるんですよ。ホームセンターなどで入手できます。この木酢液で「スペシャル足湯」にトライしましょう。

『木酢液足湯の作り方』

・バケツに４０度以上のお湯を７分目くらいまで入れて、コップ１杯の木酢液を混ぜる
・バケツに足を入れて１０～１５分程度浸せばＯＫ

洗っても臭い足の対策４．脇用制汗剤を足にも

汗を抑え雑菌の繁殖を防ぎ、消臭効果もある制汗剤。これを足にも活用しましょう。スプレータイプでなく、しっかりと肌に塗れるロールオンタイプがおすすめです。脇と同じようにお風呂上がりの清潔な状態で塗れば、かなりの効果が期待できますよ。

洗っても臭い足の対策５．５本指靴下を履く

見た目がかなりインパクトのある５本指靴下ですが、一度履いたら病みつきになる人が多いアイテムです。指の１本１本が独立しているので蒸れにくく、汗もしっかり吸収してくれるので快適です。湿度が低くなるので雑菌の繁殖が起きにくくニオイを抑えてくれます。

洗っても臭い足の対策６．同じ靴を毎日履かない

足のケアが出来たら、今度は靴です。靴がジメジメしていては、せっかく足を清潔に保っていても靴を履いたら台無しになってしまいます。

靴の中の湿度を下げるためには、同じ靴を毎日履かないことが大事です。毎日履いてしまうと完全に乾燥する前にまた湿度が上がってしまい、ずっとジメジメした状態となります。これでは雑菌にとって繁殖し放題の天国です。１日履いたら２日休ませるくらいがちょうど良いですよ。