今回は、気になったときから簡単に始められる、頭皮の乾燥が原因の乾性フケの対処法をまとめました。
頭皮の乾燥が原因の乾性フケの8つの対処法
乾燥が原因の乾性フケ対処法①清潔に保つ
体調不良でお風呂に入れなかった、仕事が忙しくて簡単なシャワーのみだった、など、十分に頭皮を洗えていないと、汗やホコリで雑菌が繁殖してしまいます。見た目が不潔であるだけでなく、フケ、臭い、薄毛の原因にもなりますので、頭皮は清潔に保ちましょう。
乾燥が原因の乾性フケ対処法②シャンプーを変える
フケを気にして洗いすぎても、必要な水分、油分も奪ってしまいます。洗髪のしすぎはかえって悪影響になりえますので1日に1回までにしましょう。
また、最近ではフケ対策用シャンプーや、頭皮も含む肌に優しいアミノ酸系や低刺激シャンプーも種類豊富に市販されていますので、そちらに変えてみても良いでしょう。
乾燥が原因の乾性フケ対処法③美容院を変える
パーマ剤やヘアカラー剤は当然髪の毛を傷めますが、美容師さんの腕によっては頭皮までも傷めてしまう恐れがあります。美容室を変えて、もしくは久しぶりにカラーリングしたらフケが出てしまった、という人は、もしかするとそのカラー剤が合っていない(合わなくなった)のかもしれません。
お店によって薬剤は変わりますので、美容室を変えてみるのも手です。ヘナなど植物由来で刺激の少ないものを扱っているところも多いので、試してみても良いかもしれませんね。
乾燥が原因の乾性フケ対処法④化粧水・頭皮用ローションをつける
化粧水は本来、水分の奪われやすい顔に使用されますが、頭皮は顔の皮膚と一枚皮ですので、頭皮に使用しても問題ありません。乾性フケは文字通り「乾燥」によって皮膚表面の皮が剥がれ、「フケ」として外に排出されるものなので、顔や体と同じようにしっかりと保湿をしてあげましょう。
頭皮用ローションも発売されていますが、既に化粧水をお持ちであれば、それでも構いません。スプレーボトルなどに入れ替えると頭皮に行き渡らせやすいと思います。ただし、化粧水には保湿効果だけではなく、様々な栄養が入っている場合があります。かけすぎはかえって毛穴を詰まらせ、脂っぽくなってしまう恐れもありますので、適度な量にしましょう。
乾燥が原因の乾性フケ対処法⑤運動をする
適度な運動は血液の巡りが良くなり、汗をかくことで新陳代謝も活性化します。そうすると古い角質が剥がれ、丈夫で健康的な皮膚が再生します。これを繰り返すことにより、フケが改善します。また、体を動かすことでストレス発散にもなりますので、お風呂やサウナよりもおすすめします。
しかし、汗をかいたまま長時間放置すると汗の蒸発によって乾燥がすすみ、皮脂が出て不衛生です。運動のあとはお風呂に入って清潔にしてください。
乾燥が原因の乾性フケ対処法⑥生活習慣を見直す
栄養が偏った食事の連続であったり、睡眠不足が続くと、それが頭皮の不調にも繋がります。体は睡眠中に日中のストレスや老廃物を回復しようとしますが、栄養が不足していれば頭皮や髪にも行き渡りません。睡眠不足は回復時間の不足ということになりますし、自律神経を乱し、血行不良にも繋がります。
忙しい人には難しいかもしれませんが、できる範囲で改善していきましょう。食事をコンビニで済ませてしまう人も、栄養バランスを気にしてみてはいかがでしょうか。
乾燥が原因の乾性フケ対処法⑦紫外線に気をつける
紫外線は頭皮だけではなく、肌全体にとって大敵です。水分を奪い、炎症を起こします。すると、その炎症作用を鎮めるために肌は新陳代謝が活性化(ターンオーバー)し、古い角質が外に押し出されます。これが頭皮で起こると「フケ」となります。日差しの強いところへ行くときは帽子や日傘を持つなどの、直射日光を避ける対策がおすすめです。
乾燥が原因の乾性フケ対処法⑧病院へ行く
フケは、あるカビの1種が原因の場合があります。何をしても良くならない場合、カビが原因の可能性があります。一度、皮膚科へ相談に行きましょう。
乾燥や皮膚炎症が原因なのか、カビが原因なのか、お医者さんに判断してもらうと治療も楽になります。フケをコンプレックスに思っていてなんとなく行きにくい、と感じる人もいるでしょうが、そんなことはありません。フケ症と呼ばれ、れっきとした治療の対象ですし、意外と受診される方は多いようです。専門機関でなくとも、町の皮膚科でも構いません。
最後に
悩みが減ることで気持ち的にも負担が軽くなります。フケ症ではなく、睡眠中やクセで無意識に頭を掻きすぎていることや、ブラシが当たって傷めてしまっただけの一時的な場合もあります。いずれにせよ改善するよう前向きに取り組んでいきましょう。
頭皮の乾燥が原因の乾性フケの8つの対処法
①清潔に保つ
②シャンプーを変える
③美容院を変える
④化粧水・頭皮用ローションをつける
⑤運動をする
⑥生活習慣を見直す
⑦紫外線に気をつける
⑧病院へ行く