「下半身デブ」なんて言葉もありますが、上半身に比べて下半身がポッチャリしている、いわゆる下半身太りに悩んでいませんか？

下半身だけ太っていてスタイルも悪いし、洋服のサイズが上下で違うと言った悩みを抱えている女性も多いですよね。そんなコンプレックス解消のため、今回はカッコ悪い下半身太りの原因と下半身をすっきりさせる下半身痩せの方法をご紹介します。

 

カッコ悪い下半身太りの原因を理解した下半身痩せ方法

 

下半身太りの原因

下半身太りは女性特有のものです。上半身と下半身では脂肪細胞の量が違います。女性は出産という大切な役割があるので、子宮などの大切な臓器を守るために、脂肪細胞の量が下半身の方が多いと言われています。もともと下半身に脂肪がつきやすいというわけなんですね。

それに加えて、普段の姿勢の悪さなどによって、骨盤が歪み、血流やリンパの流れが悪くなることによって、どんどんと下半身がボリュームアップしていくんです。

また、普段の食生活も下半身太りの原因となります。塩分の多い食生活を続けると、血中の塩分濃度を下げるため、水分をためこんでむくみの原因になります。たまった水分は重力に従って足の方へ流れますから、脚が太くなってしまうんです。

一方で、女性からするとコンプレックスでしかない下半身の脂肪も、妊娠したときに赤ちゃんを守ったり、冷えから守ってくれるという役割もあるんですよ。

下半身太りの原因「むくみ」を解消する

塩分の摂り過ぎで下半身のむくみが気になっている場合に有効なのが、カリウムを摂取して、むくみを解消する方法です。

カリウムには体内の塩分と水分のバランスをとって、老廃物を排出させる役割があります。カリウムが多く含まれる食材は、バナナ、キウイ、ほうれん草、昆布、わかめなどです。カリウムは基本的に野菜や果物に多く含まれていますから、意識して摂取するようにしましょう。

体を冷えから守って脂肪をつきにくくする

脂肪は体を冷えから守るため、体が冷えるとどんどんつきやすくなってしまいます。ですから、下半身太りを予防するため、体を冷やさないようにすることが大切です。

冷えは意外と簡単なことで防ぐことができます。例えば靴下を履く、スカートよりパンツを履く、冷たい飲み物を控える、湯船で温まるなどを意識してみましょう。

1日2リットル程度の水分を取る

たくさん水を飲むとむくみがひどくなるようなイメージがありますよね。ですが実は逆で、水をしっかり飲まないでいると、老廃物がうまく排出されずに、セルライトに変化してしまうんです。

セルライトに変化してしまった脂肪は、なかなか取ることができません。セルライトに変化する前に排出させるのがポイントです。カフェインが入っている飲み物ではなく、ミネラルウォーターや麦茶がおすすめですよ。

下半身太りの原因「骨盤の歪み」を解消する

姿勢が悪く骨盤が歪んでいると脂肪がつきやすくなる原因となります。正しい姿勢を意識するとともに、歪んでしまった骨盤を矯正しましょう。

骨盤を矯正するためできる効果的で簡単なエクササイズは、お尻歩きです。お尻歩きとは、両足を伸ばして床に座り、お尻を持ち上げて歩くもので、骨盤を矯正する効果や小尻効果、太もも痩せの効果もあります。前に10歩、後ろに10歩をワンセットにして、1日2～3セットほど行いましょう。

スクワットで下半身の筋力をアップさせる

下半身の筋力が弱いと脂肪がつきやすくなる原因となります。筋力アップにおすすめなのが、スクワットです。下半身の筋力をアップさせることで、下半身痩せとその予防ができます。

効果的なスクワットの方法は、足を肩幅に開き、太ももが床と平行になるくらいまでしっかり腰を落とします。このときに膝がつま先よりも前に出ないように、お尻を突き出すようなイメージで行いましょう。間違ったスクワットは効果も出にくく、逆に膝や腰を痛めてしまうケースもありますから、注意が必要ですよ。

リンパマッサージで老廃物を排出させる

下半身太りにはリンパマッサージも効果的です。心臓から遠い右足首から太ももに向かってマッサージを行います。膝の裏と太ももの付け根にリンパ節がありますから、この部分をしっかり圧迫しましょう。

リンパマッサージは即効性がありますから、たった一回のリンパマッサージでも下半身のすっきりを感じることができる方もいますよ。

ウォーキングで体全体をすっきりさせる

下半身だけでなく、体全体をすっきりさせたいなら、ウォーキングがおすすめです。ウォーキングは有酸素運動ですから、脂肪燃焼にとても効果があるんですよ。たまった老廃物がウォーキングによって流れるので、むくみの解消にもなりますし、健康にも良いのでおすすめです。

仕事や学校帰りにひと駅分歩いてみたり、自転車での移動を歩きにしてみたりと、歩く時間を増やすようにしましょう。

 

最後に