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強力な抗酸化作用リコピンの、老化防止に欠かせない5の効果

Rioka
8年 ago
カテゴリー: アンチエイジング
タグ: 抗酸化作用、老化防止、リコピン

トマトに含まれているリコピンには強力な抗酸化作用があります。美容や健康効果も高いと、今メディアでも注目されているカロテノイドの一種です。

カロテノイドの一種であるリコピンは老化を防いでくれる働きがあるので、積極的に摂取したい成分です。そんなリコピンの効果効能にはどんなものがあるかご存知でしょうか？もし、意識せずに適当に食べているだけなら効果も薄れていますよ！？

そこで今回は、このリコピンの効果効能を最大限発揮した老化防止法をご紹介します。

 

強力な抗酸化作用リコピンの、老化防止に欠かせない5の効果

 

リコピンとは

リコピンとはカロテノイドの一種で、トマトなどに含まれる赤い色素成分のことです。

とても強い抗酸化作用をもち、βカロテンの約2倍、ビタミンEの約100倍もありますから、アンチエイジングのためには積極的に摂取したい成分です。

アンチエイジング効果を十分に得るためには、1日15mgのリコピンが必要になりますが、これは大きなトマト2個分に相当します。毎日2個トマトを食べないといけないのは少し負担になりますが、リコピンが含まれているのはトマトだけではありませんから、組み合わせて食べるのがおすすめです。

15mgといえば、トマトジュース1本、ケチャップ大さじ4杯ほどになりますから、こういった加工品も上手に活用したいですね。

リコピンの効果効能①骨粗鬆症を予防できる

骨の老化で気になるのが骨粗鬆症です。骨粗鬆症になると骨折しやすくなり、それによって寝たきりの生活になってしまうなど深刻な病気です。

リコピンには骨の骨密度を高めるという働きがあります。ですから、女性に多い骨の中がスカスカになってしまう骨粗鬆症を予防する効果があります。

またトマトにはカルシウムやビタミンKが含まれていますから、これらの成分とともに骨を丈夫にしてくれます。毎日の継続が大切なので、毎日のトマトを習慣にしましょう。

リコピンの効果効能②ガンを予防できる

今や日本人の2人に1人がガンになると言われています。それほど身近で恐ろしい病気であるガンですが、リコピンには乳がんや肺がんなどの発症リスクを下げる効果があります。

リコピンの強力な抗酸化作用が活性酸素を除去し、体内の炎症を抑えます。しかもがんの発症リスクを下げるだけでなく、できてしまったガン細胞の成長を阻害して進行速度を抑えてくれる働きもあります。

リコピンの効果効能③シミを予防できる

早い方では20代から気になってくるシミ。

シミのもとメラニンは、紫外線からお肌を守るために作られる色素のことで、若い頃は新陳代謝も活発でお肌のターンオーバーも正常に機能しているので、シミとしてお肌に定着することはありませんが、年齢とともに新陳代謝やお肌のターンオーバーのサイクルが乱れることによって定着してしまいます。

リコピンはシミの原因になる活性酸素を除去し、メラニンが作られるときに発生する酵素「チロチナーゼ」の働きを抑え、シミを予防してくれます。紫外線を浴びる外出前にトマトを食べたり、トマトジュースを飲むのが効果的です。紫外線が気になる季節には、リコピンが含まれるスイカを食べるのもおすすめです。

リコピンの効果効能④脳の老化を予防できる

リコピンには脳に影響を与える活性酸素を除去する働きがあるので、脳の老化で起こる認知症を予防する効果があります。

トマトの皮が気になる場合には、食べやすいプチトマトを食べても同じ効果が得られますよ。

リコピンの効果効能⑤アレルギーを抑制する

リコピンには花粉症やアトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギーを抑制する効果があります。

継続してリコピンが豊富なトマトジュースを飲み続けることで、アレルギーによる鼻水やくしゃみ、目や鼻のかゆみといったアレルギー特有の症状が改善されたという研究結果があります。

効果的なリコピンの摂り方

リコピンはトマトに多く含まれていますが、それ以外にもスイカや人参、ナス、ピーマン、さくらんぼ、パパイヤ、プラムなどに含まれています。これらの中でもっとも効率的にリコピンを摂取できるのがトマトなんです。

リコピンの効果を最大限活かせる食べ方は、オリーブオイルと一緒に食べることです。

リコピンは脂溶性ですから、油脂分に溶けた状態が1番吸収率が良いので、トマトのサラダにオリーブオイルをかけて食べると、リコピンの吸収率が上がります。

またトマトは加熱することでもリコピンの吸収率が約3倍にアップしますから、オリーブオイルで軽く炒めてパスタに和えたりするのがおすすめです。リコピンは熱に強いので、トマト鍋や焼きトマトも楽しめますよ。

 

最後に