ニキビは何故痛いのでしょうか？ニキビの痛みが酷くなるのはニキビが出来てから角栓が毛穴を閉じて、角質が厚くなり毛穴の奥に溜まった皮脂のなかで雑菌やアクネ菌が炎症を起こすことから痛みます。コレが赤ニキビの状態です。

さらにニキビが進行すると化膿して黄色い膿を持ちます、出血して痛みが増したり膿が出たりするのがニキビの最終段階で黄色ニキビです。

今回はそんな痛いニキビが気になる時の対処法をご紹介致します。

 

ニキビが痛いし気になる時の5の対処法

 

ニキビが痛い時はどうする？

ニキビが痛い時は毛穴の中で炎症を起こしている状態です。熱を持っていますので、保冷剤で冷やしたり、水で洗顔すれば痛みが和らぎます(赤ニキビの場合)。

黄色ニキビの場合、化膿して膿が出たり出血することもあり、痛みが増したり痒みが出たりします。爪で掻いてニキビを潰したり、ニキビ部分を日焼けするとニキビ跡の原因にもなります注意しましょう。

ニキビが痛いときに有効な市販薬

ニキビが痛い時に薬を塗っても、痛みは引いてもニキビは治らないという経験がある方も多い筈です。赤ニキビの出来始めは、炎症を起こしている最中なので薬が直ぐ効いてニキビが治ったという実感がわかないのです。

赤ニキビでも膿を持ちだした黄色ニキビに移行する状態の時なら薬が効いて治る可能性が高くなります。この時に針や安全ピンを消毒して(火で炙る)ニキビの先端を刺し、血や膿が出て来たら綿棒でニキビ用の薬を塗ります。

ニキビが痛い時に効く市販薬

・オロナインH軟膏　抗炎症効果が赤ニキビに有効です。
・テラ・コートリル　抗生物質も配合され膿を持ったニキビにも効きます。
・メンソレータムAcnes　赤ニキビ、黄色ニキビ両方に有効なニキビ治療薬です。

ニキビが痛くなる前に面皰(ニキビの芯)を取る

ニキビは芯を取ると早く治るという情報がありますが本当なのでしょうか？

ニキビは芯(面皰)を取れば早く完治する可能性が高くなるのは事実です。しかしニキビの芯を取るタイミングが重要です。

▼白ニキビ

ニキビの出来始めで、まだ毛穴が塞がっている状態なのでニキビの芯を取り出すにはコツがいります。失敗して悪化させる可能性があります。

▼赤ニキビ

炎症を起こしている状態なので、自己処理でニキビの芯を取ろうとすると痛みが増したりニキビ跡の原因にもなります。自己処理は控えましょう。

▼黄色ニキビ

上記のように、安全ピンや針で膿を出してからニキビの芯を取り出せますが、コチラもニキビ跡を作る可能性があります。

▼黒ニキビ

ニキビが痛み出す前の黒ニキビの状態ならニキビの芯を取ってニキビが痛み出す前に治るかもしれません。ボールペンの芯や太めの綿棒をカットしたプラスチック製の筒(切断面を火で炙り消毒する)で黒ニキビの先端を少し強く押せば、ニキビの芯が取りだせるはずです。

ニキビが痛い時は病院で治療する

ニキビは痛み出しから自己処理するとニキビ跡を残すリスクが高まります。市販薬を塗るにしても、その薬が貴方の肌質やニキビの症状に合っているか素人には判断が難しい筈です。炎症や膿で痛みや痒みが出る程ニキビが進行したら病院で医師に相談しましょう。

ニキビは皮膚疾患なので皮膚科で保険診療が受けられ、お薬も処方してもらえます。自己処理でニキビ跡を作ってしまったり、症状に合っていない市販薬を塗り続けるミスをなくせます。さらに貴方の肌質にあったニキビ予防対策も医師からアドバイスしてもらえます。

ニキビ予防とニキビを進行させない生活習慣

ニキビは毛穴に皮脂が詰まり毛穴が塞がれて毛穴の奥でアクネ菌や雑菌が炎症を起こし痛みだします。そこで毛穴を塞がないように肌を清潔な状態に保つ洗顔が重要です。洗顔は水でするのがBESTです。肌荒れや乾燥の原因にもなるお湯を使ったクレンジングや洗顔料での洗顔は避けましょう。

ワカメ、海苔、海藻類を積極的に摂取しましょう

ビタミンC、フコイダンがニキビの原因、肌荒れに有効に働きニキビ予防、美肌効果を高めます。

生姜バスで体を温めニキビ予防

生姜(適量)を摺りおろしお風呂に入れて入浴します。冷え症が改善されニキビ予防にも効果的です。

ストレッチや呼吸法で新陳代謝を高めニキビ予防

運動が苦手な人がフィットネスクラブに通ったり、毎朝ジョギングするのはストレスが溜まります。ストレスはニキビの原因に繋がります。犬と散歩をしたり、呼吸法を取り入れたり、軽いストレッチくらいなら無理なく続けられます。新陳代謝を高めてニキビ予防や美肌に繋げましょう。

便秘解消でニキビ予防

便秘はニキビや肌トラブルの原因以外にも、健康を損なう要因にもなりかねません。しかし便秘薬や乳製品、水分の大量摂取で下痢をしてしまったら、ニキビ対策には逆効果で美肌にも繋がりません。

野菜、乳製品、水分をバランスよく摂取しましょう。日本人は乳製品が体質に合わない方も多いようです。その場合、洋食文化が入る以前の近代日本人が摂取してきた、コンニャク、ごぼう等を食生活に積極的に取り入れましょう。便秘解消はニキビ予防、美肌に直結します。

 

最後に