今女性誌やネットなどでも話題になっているヒルドイドをご存知でしょうか？最強の美肌クリームとも呼ばれ、愛用している人も多いのだとか。

肌トラブルで皮膚科を受診したことがある人なら1度くらいは処方してもらったことがあるであろうヒルドイドですが、薬としてしか使用しないのはもったいないかもしれません。

ですがそんな最強の万能クリームといわれるヒルドイド軟膏に副作用は無いのでしょうか？今回はヒルドイド軟膏の副作用について解説します。

 

最強万能クリームヒルドイドに副作用は無いのか？

 

ヒルドイドとは

ヒルドイドは一般名をヘパリン類似物質といい、皮膚の乾燥を防ぐと同時に血行を良くしたり、傷跡をきれいにするための塗り薬として皮膚科などで処方されるものです。血行が原因で起こるしもやけや打ち身、捻挫、乾燥が原因の角化症やアトピー性皮膚炎の治療にも幅広く使われています。

塗り薬の中でももっとも利用されいるのがヒルドイドなんです。副作用が少ないため、小さな赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年齢層の方に処方されます。

ヒルドイドの副作用

いろいろな疾患に幅広く使用されているヒルドイドにはどのような副作用があるのでしょうか。ヒルドイドにはクリーム、ローション、ソフト軟膏、ジェルがありますが、最も副作用の報告で多いのがクリームです。クリームの副作用発生率は0.93％と非常に低いことがわかります。

副作用としては、かゆみ、皮膚炎、発赤、発疹が報告されています。いずれも局所の副作用で、ヒルドイドの使用を中止すると改善します。重篤になることはありません。

最強の保湿剤になる

ヒルドイドはお医者さんや看護師さんにも使用している方がいるほど、保湿剤としては非常に効果が高く最強の保湿剤と呼ばれています。

モデルや芸能人にも愛用者がいるほどの効果で、化粧水の後にヒルドイドを乳液やクリーム代わりに使うと冬でも1日中お肌をしっとり保つことができます。もちろん化粧水なしで、洗顔後直接ヒルドイドを塗ってもOK。

最強のアイクリームになる

多くの女性が抱えている目の周りのトラブルといえば目の下のクマや小じわです。目の下にクマができる原因としてはいろいろありますが、どのタイプのクマも血行不良を伴っている場合が多いです。色素沈着が原因の茶クマも、実は血行不良の青クマが隠れている場合が多いんです。

ヒルドイドには血行促進効果やうっ血改善効果がありますから、目の下に使用することで目の下のクマを改善することができます。保湿効果も高いので、ヒルドイドを日常的にお手入れに取り入れたりパックとして使用することで目元の小じわが改善されます。アイクリームは少量でもお値段が高いので、安く手に入るヒルドイドならコスパも抜群ですね。

薄いシミや色素沈着にも効果あり

うっすらとしたシミや色素沈着が気になる部分に長期間使用することで、キレイに元の肌色に戻すことができます。ただし、数か月から数年塗り続ける必要があるので根気が必要ですが、キレイに元通りになるならやってみる価値はありますね。

コスパが良いのが魅力

ヒルドイドは皮膚科で処方してもらう外用薬になります。もちろん保険適応だから1本約200円ほどとコスパが良いです。数万円の美容液やクリームよりも効果が高いといわれるヒルドイドが約200円ほどと1/10以下のお値段で購入できるのは嬉しいですね。

市販では売られていない？

乾燥やシミ、シワ、色素沈着に効果がある最強万能クリームのヒルドイドなら、病院へ行かずドラッグストアなどで手軽に購入したいですね。ですが残念ながらヒルロイドは市販されておらず皮膚科で処方してもらうしかありません。

ヒルドイドは市販されていませんが、ヒルドイドと同成分の外用薬であれば購入することができます。ただし、処方してもらうヒルドイドよりもコスパは良くありません。ネットでも取り扱いがありますから病院へ行く時間がないという方は1度チェックしてみてはいかがでしょうか。

こんな人は要注意！

副作用がほとんどでないとされているヒルドイドですが、一部の方は注意が必要です。

ヒルドイドは血行を良くする効果がありますが、これは単に血行を良くするだけではなく血中の血栓も溶かしてしまいます。これは出血しやすくなるということを意味していて、「出血性血液疾患」や「わずかな出血でも重大な結果をきすことが予想される方」は使用できません。

また出血している部分には使わないようにしましょう。

 

最後に