脂肪と呼ばれるものには、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。内臓周りについてしまう脂肪が内臓脂肪と呼ばれ、見た目にはスリムな人でも、内臓脂肪がたっぷりついてしまっている場合もあるんですよ。

内臓脂肪がついているかどうかは、見た目だけではわかりにくいこともあります。内臓脂肪がついてしまう原因となるのが、運動不足と食べ過ぎです。

体重とともに体脂肪まで測れる体脂肪計で測ってみると、自分の体についている皮下脂肪と内臓脂肪がパーセンテージで分かるようになっていますよね。最新のものでは内臓脂肪を測ることができるものも登場しているようです。

脂肪は落としにくいというイメージがありますが、落としにくいのは皮下脂肪で、内臓脂肪は簡単に落とすことが出来るんですよ。健康のためにも、美容のためにも内臓脂肪の正しい落とし方を実践しましょう！

 

内臓脂肪の正しい落とし方★無理なく出来る8のコツ

 

内臓脂肪の落とし方①ウォーキングを習慣に

内臓脂肪は有酸素運動を行うことで効率よく落とすことができます。ジョギングや水泳などの有酸素運動を20分以上続けることで、内臓脂肪が燃焼されます。ただし、普段あまり運動をしない人にとって、有酸素運動を習慣化させることはなかなか難しいですよね。そこでおすすめなのが、ウォーキングです。

例えば会社の最寄駅の1駅手前で降りて歩いたり、わざと遠回りをしたりすることで、毎日20分歩く時間を作りましょう。仕事から帰ってきてから、わざわざ着替えてウォーキングに出かけるとなると、面倒で三日坊主になってしまう人も多いと思いますが、通勤途中にウォーキングを組み込むと長く続けることができますよ。

内臓脂肪の落とし方②イスに座るときは浅く

これはデスクワークをしている人におすすめの方法です。イスに座るときに、背もたれにもたれないように浅く座り、背筋を伸ばします。それだけで、腹筋や背筋がきちんと使われます。特にお腹の赤筋が鍛えられますから、楽に内臓脂肪を落とすことができますよ。座り方を変えるだけなので、誰でも簡単にできますね。

内臓脂肪の落とし方③エスカレーター・エレベーターは使わない

日常生活でウォーキングを含む有酸素運動を取り入れることができないという人は、意識的に階段を使うようにしましょう。階段の上り下りも、立派な有酸素運動です。内臓脂肪を燃焼させるため、極力エスカレーターやエレベーターを使わずに、階段を利用するようにしましょう。

内臓脂肪の落とし方④炭水化物を減らす

内臓脂肪を落とすためには、食生活を見直すことも重要ですので、まずは炭水化物を減らしましょう。炭水化物とは具体的には、白米、パン、うどんなどの麺類のことです。つまり主食を減らすということですね。晩ご飯の白米の量を半分に減らし、おかずもカロリーがなるべく低いものを食べるようにしましょう。

内臓脂肪の落とし方⑤自宅で踏み台昇降運動

時間や天候に関係なくできる有酸素運動、それが踏み台昇降運動です。テレビを見ながらや音楽を聴きながらできるので、とってもお手軽な内臓脂肪を落とす方法なんですよ。使用する台は、専用のものを購入してもいいですが、分厚い雑誌を重ねたりしても良いですし、階段を利用しても良いです。踏み台昇降運動は20分～30分くらい行うようにするのが効果的です。

内臓脂肪の落とし方⑥休肝日をつくる

お酒が大好きで、毎日飲んでいるという人も内臓脂肪を落とすためには、お酒の量を減らしたり、休肝日を作るようにしましょう。お酒は飲み過ぎると内臓脂肪がつきやすくなってしまうためです。お酒の飲み過ぎは健康のためにもよくありませんから、量を減らしたり、休肝日を作ることはおすすめですよ。

内臓脂肪の落とし方⑦朝食を食べる

基礎代謝をあげることで内臓脂肪を落とすことができます。基礎代謝は消費エネルギーの70％を占めていますから、基礎代謝をあげることは非常に効果的なんです。その基礎代謝の30％ほどを担っているのが筋肉です。つまり筋肉の量を増やすと基礎代謝があがるということになります。

ですが、筋肉の量を増やさずに基礎代謝を上げる方法があるんですが、それが体を目覚めさせるために朝食をきちんと食べるというものです。朝しっかりと朝食を食べるだけで基礎代謝があがり、内臓脂肪を落としてくれるんです。朝食を食べる習慣がないという人も、朝食を食べるようにしましょう。

内臓脂肪の落とし方⑧亜麻仁油を摂り入れる

亜麻仁油は亜麻という植物の種からとれる油で、オメガ3系脂肪酸ですから、内臓脂肪を燃焼してくれる効果があります。またオメガ3系脂肪酸は美肌のためにもとても良い油なんです。一般的なサラダ油よりもお値段は高くなりますが、健康のためにも美容のためにも非常に効果的な油です。

 

最後に