これなら出来る!寝るだけダイエットで痩せる7のコツ

寝たら太るから、頑張って起きていよう・・・なんて思っているあなた。ちょっと待って!

それこそおデブの元になっているのです。確かに寝てばかり=太るというのもあながち間違いではないのですが、睡眠不足は肥満の元にもなります。

寝るだけダイエットをご存知でしょうか。寝ているだけでダイエットできてしまうというのですが、実は睡眠とダイエットは切っても切れない関係にあったのです。

この寝るだけダイエットのカギを握っているのは二つのホルモン。成長ホルモンとコルチゾールと呼ばれる二つのホルモンです。この成長ホルモンが脂肪を分解し、エネルギーとして代謝する、いわゆる痩せホルモンと呼ばれています。成長ホルモンを上手に分泌させることができれば、寝るだけでみるみる痩せ体質をゲットできるというわけです。

今回はそんな寝るだけで痩せてしまう寝るだけダイエットで効果的に痩せるコツをご紹介致します。

 

これなら出来る!寝るだけダイエットで痩せる7のコツ

 

寝るだけダイエットのコツ①遅くとも3時までには眠りにつく

脂肪を燃やす痩せホルモンですが、活動のゴールデンタイムが22時から3時の間。この間に眠っていることがポイントとなります。

成長ホルモンが分泌されることにより、身体はいわばメンテナンス状態に入ります。例えば、腸内では、摂取した栄養を消化、吸収し、余分な分は排泄を促します。このメンテナンスが正常に行われないと、余分に脂肪分を吸収してしまったり、排泄の力が弱まり、便秘がちになったり、老廃物がたまりやすくむくみの原因にもなるのです。

一方、眠ることでこの腸内のメンテナンスが正常に行われると、代謝が活発になり、腸内環境が良くなり、便秘解消やデトックス効果も期待できるのです。代謝に回したりとせっせと生命活動に励みます。その結果、腸内環境が整い、便秘解消や余分な脂肪分はきちんと排泄してくれるのです。

こういった身体のメンテナンス活動が、基礎代謝と呼ばれる生命活動ですね。つまりじっとしているだけで勝手にカロリー消費をしてくれる身体の仕組みのこと。しっかり眠ることで代謝が上がり、勝手にカロリーを燃やしてくれるのです。

寝るだけダイエットのコツ②1日7時間は寝ましょう

睡眠ダイエットでは、どのくらい眠るか、つまり睡眠時間も大切です。1日あたり7時間睡眠が理想といわれていますが、難しい場合は少なくとも5~6時間は睡眠時間が確保できるよう、仕事やプライベートのバランスを取っていく必要がありますね。

しっかり眠れば、睡眠1回当たりのカロリー消費量はおよそ300kcal。一方で、寝不足だとその消費量は90kcal以上減るといわれています。

・人が1㎏落とすために必要なエネルギー消費量は7200kcal
・1ヶ月の睡眠による消費カロリーは300kcal×30日=9000kcal

つまり、きちんと睡眠をとるだけで1か月あたり1~2㎏ダウンも夢じゃないという計算です。これは睡眠時間を割いて筋トレするより効率がいいですよね。

寝るだけダイエットのコツ③食事は寝る3時間前までに

そしてきちんと眠るには時間だけではダメです。時間だけでなく良質な睡眠をとる必要があります。

良質な睡眠を妨げる原因として、寝る直前の食事が挙げられます。寝る直前まで何か食べていると、未消化のものが胃の中にある状態で眠りにつくことになります。睡眠とは内臓のメンテナンスの時間。それなのに胃がまだせっせと消化活動中では、そのメンテナンス機能が鈍ってしまいます。

血液も胃に集中し、全身に血が廻らず、結局代謝や排泄にまで身体が追い付かず、腸の動きが鈍くなり、脂肪分が余分に吸収されやすくなってしまいます。寝る前に食べると太るというのはこのためですね。

できれば寝るときは胃に何もない状態がベスト。どうしてもお腹がすいて眠れないときは、消化の負担にならない、牛乳やスープ、おかゆといったメニューを選ぶことが良質の睡眠へとつながります。

寝るだけダイエットのコツ④入浴で身体を温める

寝るだけダイエットには入浴も大切なポイントです。普段は忙しくてシャワーで済ませてしまうという方も、少しで良いので湯船につかることをお勧めします。身体の内側まで温める効果があるのは、やはり湯船につかること。これだけで寝るだけダイエットの効率がぐんと変わってきます。

シャワーしかしないイメージのあるアメリカでも、最近は美容やダイエットのために湯船に入る女性が増えているとか。アメリカセレブ達の間では湯船につかるほうが当たり前になりつつあるそうです。

寝るだけダイエットにおすすめの入浴法は半身浴で、38~40度のお湯でゆっくりと身体を温める入浴法です。血の巡りが良くなり、ゆったりと身体を温めることでリラックス効果が高まり、副交感神経が優位に立ちます。

入浴のタイミングは、寝る直前ではなく、1時間前までには終えておくことも大切です。ちょうど上がって一時間後くらいに体温が徐々に下がってきます。この体温が下がるタイミングが、眠気を誘うタイミングといわれており、ここでベッドに入るのが理想です。

寝るだけダイエットのコツ⑤ストレッチやマッサージでリラックス

寝るだけダイエットでは、寝る前にゆったりとしたストレッチやマッサージを行うことでさらに効果を高めます。血行を良くすることで、代謝アップ、さらに胃腸の働きを良くする効果もあります。

一方で激しい運動は交感神経を高ぶらせ、逆に睡眠を妨げるので、寝る前は避けておきましょう。運動するなら、18時~20時がベスト。このタイミングが最も脂肪燃焼効率がよく、その日よく眠ることにも繋がります。

寝る前に行うなら、体幹を意識したヨガや身体をほぐす柔軟体操がお勧めです。もちろん、筋肉を鍛える効果もあるので、美しいボディラインづくりにも役立ちますよね。自然と呼吸も整い、副交感神経が優位に立ち、自然と質のよい睡眠につくことが出来るのです。

<寝るだけダイエットおすすめの呼吸法>

①鼻から吸ってお腹を膨らませる
②その場でいったん止める
③口ではいてお腹をへこませる
これをゆっくり繰り返しましょう。眠れないときにもお勧めですよ。心がホッと落ち着きます。

寝るだけダイエットのコツ⑥お部屋の環境も見直してみて

寝るだけダイエットを成功させるには、寝る環境、すなわちベッドルームの環境もポイントになってきます。どんなに身体を睡眠モードに持って行っても、まぶしすぎる照明や睡眠を妨げるようなお部屋環境では意味がありませんね。

寝室のお部屋の照明は消したほうがいいといわれていますが、少し明かりがあるほうが落ち着くという方もおられますよね。そんな方には、間接照明がリラックス効果もありお勧めです。

間接照明とは、直接光を当てないような、インテリアのこと。ベッドサイドや足元に設置し、壁などに光を反射させることで照らし出す証明です。ちょっとお部屋もおしゃれになるので素敵ですよ。

また、寝具も清潔に、できれば週に一度は干して風を通し、シーツを洗濯して、寝心地の良い環境を作りましょう。寝苦しい季節は、空調や扇風機、保冷効果のある枕などで温度調節を行うことも大切です。

寝るだけダイエットのコツ⑦目が覚めたら、カーテンを開け、太陽の光を

寝るだけダイエットの最後のコツは、目覚めのタイミングで日の光を浴びることです。

えっ?睡眠と起きた時と何の関係が?と思ったあなた。この目覚めのタイミングこそ重要なのです。寝るだけダイエットのカギである、「成長ホルモン」は目覚めてからおよそ12~15時間後に分泌されます。身体が目覚めを感知するポイントは、太陽の光です。光を浴びることで、その日の睡眠の質が大きく変わってくるのです。

また、太陽の光は、セロトニンというホルモンの分泌を促し、セロトニンは精神のバランスを整える効果があります。ストレスによる食べ過ぎや、食欲異常にも効果があるホルモンなので、ダイエット中は特に朝のタイミングも意識しましょう。

 

最後に

睡眠とダイエット、思った以上に深い関係があるといえます。何より、寝不足だと頭も身体もぼーっとして翌日のパフォーマンスも下がり、結果、消費カロリーもダウンしてしまいますよね。寝ている間にカロリーを消費させるだけでなく、生活の質を上げるという意味でも、睡眠は大切であるといえますね。寝るだけで、あなたはもっともっと美しく、生まれ変わることができますよ。

これなら出来る!寝るだけダイエットで痩せる7のコツ

①遅くとも3時までには眠りにつく
②1日7時間は寝ましょう
③食事は寝る3時間前までに
④入浴で身体を温める
⑤ストレッチやマッサージでリラックス
⑥お部屋の環境も見直してみて
⑦目が覚めたらカーテンを開け、太陽の光を