「フローリングを歩くと足跡がつく」とか「脱いだ後の靴がぐっちょり湿っている」など足の裏の汗に悩んでいる方は多いですよね。手のひらの汗も気になりますが、足の裏の汗はなんだか清潔感が感じられませんし、臭いも発生してしまいますから辛いですよね。

そんな足の裏の汗は体質だからもう諦めているという方も多いかもしれませんが、自宅で改善できる対策があるんですよ。

今回はそんなひどい足の裏の汗に悩む方必見の改善対策をご紹介したいと思います。

足の裏の汗がひどい人もサラサラになれる8の改善対策

足の裏の汗がひどい本当の原因は3つある

足の裏の汗がひどい原因は3つあります。

▼まずは自律神経の乱れによるものです。
自律神経の交感神経には体温調節のため発汗を促すという働きがありますが、うまく交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、交感神経が優位に立っている状態が続いている可能性があります。

▼次に足の冷えによるものです。
女性は冷え性の方が多いですが、冷え性なのに汗を大量にかくというのは矛盾している感じがしますね。冷え性を引き起こす原因は血行不良です。足が冷えてしまうのは、血行不良によって血液が足にまできちんと行き渡らないことが原因です。そんな冷えている足が温められると温度差によってたくさん汗をかいてしまいます。

▼最後に多汗症という病気によるものです。
多汗症という病名を聞いたことはありませんか？全身に大量の汗をかいてしまう病気ですが、足の裏に大量の汗をかくものを「足蹠多汗症（そくせきたかんしょう）」といいます。ひどい場合には、靴下を1日に数回替えても汗でびちょびちょになってしまう状態になります。

この3つが足の裏にひどい汗をかいてしまう原因です。ご自身に当てはまるものはありましたでしょうか？

太い血管を冷やす

太い血管を冷やすと、全身の汗がおさまります。その結果、足の裏の汗もおさまります。即効性がありますから、外出先で気になったときにすぐできるのでおすすめの方法です。首の後ろや鼠径部、ワキ、ひざの裏などを冷えたペットボトルや保冷剤などで冷やしましょう。

制汗剤を利用する

制汗剤はワキ専用だと思われがちですが、足の裏にも使えます。最近では足の裏の汗専用の制汗剤も販売されていますよ。制汗剤は汗を抑えるのと同時に足の臭いを抑えるのにも効果があります。

制汗剤にはスプレータイプやロールオンタイプなどいろいろなものがありますが、よりサラサラ感を得たいならスプレータイプがおすすめです。バッグに携帯タイプの小さめのものをひとつ入れておくと、外出先で気になったときにも使えるので安心です。

ベルトで腰を締める

腰の左右を圧迫することで汗を抑えることができます。ずっと両手で圧迫することはできませんから、お役立ちアイテムのベルトを使うのがおすすめです。ウエストよりも下の位置で少しきつめにベルトを締めると足の裏を含めた下半身の汗を抑える効果があります。

汗を抑えるツボを押す

全身にたくさんあるツボには汗を抑える効果のあるものもあります。中でも効果的なツボは、「足の小指の爪の外側にあるツボ」「手の人差し指の爪の親指側」の2つです。

この2つのツボは交感神経の興奮を和らげて、汗を抑える効果があります。足の方のツボは外出先ではなかなか刺激しにくいので、手の方のツボを刺激しましょう。

サイズに合う靴を履く

最近ではネット通販などでも靴は人気ですから、フィッティングをしないで靴を購入することも増えてきました。ところが、フィッティングせずに購入した靴はサイズが小さかったり大きかったりすることもあります。履けないほどのサイズ違いであれば交換する方が多いと思いますが、多少であればそのまま履いてしまうという方も多いですよね。

サイズの合っていない靴を履くと、足は非常にストレスを感じることになり、それによって汗をかきやすくなります。自分のサイズに合った靴を履くようにしましょう。