「疲れたときには酸っぱいもの」と昔からいわれているように、梅干やレモンなどに含まれたクエン酸は疲労回復効果に優れています。クエン酸は疲労回復効果に優れているだけではなく、美容効果も期待できるので、今再び注目を集めています。

ただ、クエン酸を毎日続けるとなるとどうしても飽きてしまい続かないという悩みを持っている方も多いですよね。良いものも続けられなければ効果がありません。

毎日続けるには飲み方に工夫が必要です。クエン酸が含まれる食材で摂取するのもおすすめですがなかなか大変ですよね。そこで今回は粉末になったクエン酸で毎日飽きずに続けられる飲み方をご紹介します。

 

疲労回復効果のあるクエン酸の飽きない続けられる飲み方

 

クエン酸の驚くべき効果

クエン酸には疲労物質である乳酸を分解したり、その生産を抑制したり、血流をよくする効果があるため疲労回復への効果が期待できます。

クエン酸は疲労回復に効果があるだけではなく、「血流改善」「アンチエイジング」「美肌効果」「がん予防」「痛風予防」に効果が期待できます。積極的に摂取したい成分ですね。

クエン酸の飲み方①水に溶かす

水にクエン酸を溶かすだけで、疲労回復効果を得ることができます。酸味が気にある場合は、はちみつを少量入れて飲むと良いですよ。

クエン酸を溶かす割合は、水500mlに対してクエン酸を小さじ1です。500mlのペットボトルにそのままクエン酸を溶かせば、持ち運びも便利で、いつでもどこでもクエン酸を摂取することができますよ。

クエン酸の飲み方②しそジュースに溶かす

紫色のしそで作ったしそジュースにクエン酸を溶かしてしそジュースとして摂取すると、疲労回復効果以外にダイエット効果も期待できます。

しそジュースの作り方は簡単で、しそ200gを2Lの水で茹でてしっかり煮詰めます。紫色がしっかり出たらしそを取り出して、砂糖を300g加えましょう。砂糖の量はお好みなので、量を減らしても良いですし、砂糖の代わりにはちみつを使ってもOKです。砂糖が溶けたのを確認したらクエン酸を大さじ2加えて完成です。

この作ったしそジュースを飲むときは、5倍くらいに薄めて飲むようにしましょう。

クエン酸の飲み方③牛乳に溶かす

クエン酸を牛乳に溶かすと、とろみが出て、飲むヨーグルトのようになります。牛乳とクエン酸を合わせることで、カルシウムの吸収がアップしますから、骨粗しょう症予防にもなりますね。

牛乳200mlに小さじ1のクエン酸を溶かしましょう。お好みではちみつを溶かしてもおいしいですよ。

クエン酸の飲み方④豆乳に溶かす

牛乳同様に豆乳にクエン酸を溶かしてもおいしくいただけます。作り方は牛乳と同量で。同じようなとろみが出てきます。

豆乳には大豆イソフラボンが豊富に含まれますから、美肌・抑毛効果、バストアップ効果も期待できます。

クエン酸の飲み方⑤野菜ジュースに溶かす

市販の野菜ジュースを使っても良いですし、ミキサーやジューサーで野菜ジュースを作って、そこへクエン酸を溶かしましょう。

日本人の野菜不足は深刻といわれていますが、野菜ジュースにすれば厚生労働省が推奨する1日350g摂取も比較的簡単にできますね。野菜ジュースを作るときの野菜は1種類だけではなく、できるだけたくさんの種類を入れて作りましょう。

野菜が苦手な方は、リンゴやバナナなどの果物を少し入れると飲みやすくなりますよ。

クエン酸の飲み方⑥炭酸水に溶かす

市販の炭酸水にクエン酸を溶かすと、よりさっぱり感を楽しむことができます。炭酸水は砂糖などの甘味料などが入っていないものを選ぶようにしましょう。

炭酸水は自分で作ることもできますよ。市販のものを購入するよりもずっとリーズナブルなのでおすすめです。

炭酸水を作る材料は、水250mlとクエン酸小さじ1/2、重曹小さじ1/2だけです。まず、水にクエン酸を溶かして、それから重曹を加えましょう。自作した炭酸水は、飲むだけではなく洗顔や洗髪に使うことができますよ。

クエン酸の飲み方⑦理想的な飲み方

クエン酸は体内で2時間ほどで分解されてしまうといわれています。ですから、2時間おきに飲むのが理想の飲み方です。きっちり時間を計って飲むのはなかなか難しいですが、1度にたくさん飲むという飲み方よりも、少しずつちょこちょここまめに飲む飲み方が上手に疲労を回復させる飲み方です。

クエン酸の飲み方⑧クエン酸摂取時の注意点

クエン酸を摂取する場合の注意点ですが、クエン酸が含まれた飲み物を長時間口に含んでしまうと、酸で歯が溶けたり、口内炎ができやすくなることもあるといわれていますから、いつまでも口の中に含んでおくようなことは避けましょう。

また空腹時にクエン酸を摂取すると酸の影響で胃が荒れてしまう場合がありますから避けましょう。

 

最後に