クエン酸を最大限ダイエットに生かす7の方法

最近何かと話題のクエン酸。美容健康だけでなく、女性にとっては気になる体型の悩みも解決してくれる「クエン酸ダイエット」というダイエット方法があります。

しかし、クエン酸は摂れば痩せるというものではなく、きちんと正しい方法で行わなければ効果はあまり期待できません。今回ご紹介する方法を使えばクエン酸の力を最大限ダイエットに活用することができますよ!

 

クエン酸を最大限ダイエットに生かす7の方法

 

注目の栄養素クエン酸!気になるダイエット効果とは?

クエン酸は身体の中に入るとクエン酸回路という身体の仕組みを活性化させることがわかっています。このクエン酸回路こそが、クエン酸がダイエットを始めとする、美容や健康、疲労回復に効果があると言われている根拠の一つです。

クエン酸回路とは私たちの身体の中のエネルギーを作り出す仕組みの一つで、正常に働かないと、疲労を引き起こす原因物質を増やしたり、身体の代謝がうまくいかず、肌荒れや血管がドロドロになったりと健康にも悪影響なのです。

クエン酸を摂取するとこのクエン酸回路が活発に働きだし、その結果血流が良くなり、摂取した栄養を効率よくエネルギーへと変え、代謝を高めてくれるのです。つまり、クエン酸を摂ると、身体が活動し始め、その結果エネルギー消費量がアップ、消費した分ダイエット効果があるという訳ですね。

始めよう!クエン酸ダイエット!お勧めの食べ物とは?

クエン酸を含む食べ物として有名なのが、梅干し、レモンなどですね。これらの食品の「すっぱい」成分がこのクエン酸の正体です。他にもクエン酸を多く含む食べ物として、グレープフルーツ、お酢、パイナップル、キウイ、オレンジやミカンといったかんきつ類、ライムなどが挙げられます。

また、薬局やドラッグストアでも粉状になったクエン酸が売られていますね。クエン酸を濃縮した粉末タイプやパウダータイプは、さっと溶かしてドリンクなどに混ぜたりして、手軽に補給することができます。食品からだと摂取できる量に限界がありますので、こういった粉末タイプのクエン酸を利用すれば、効率よく摂取することが出来ます。

クエン酸ダイエット、どのくらい摂取すればいいの?

クエン酸の摂取量の目安は普通の人で1日2g、ダイエット目的なら5g前後、疲れを取りたい方なら5~10gが目安とされています。

クエン酸は時間とともにすぐに排出されてしまうので、一気にとるよりも小分けにしてこまめに摂ることをお勧めします。1日のトータルの摂取量目安として梅干しなら小さいもので5粒前後、レモンなら1/2個、お酢なら15~30ml。

摂りすぎて副作用はありませんが、あまり酸味が強いものを一気に飲んだりすると、刺激が強すぎて胃腸が荒れることもあります。特にお酢を飲む場合などは、分けたり薄めたりするようにしましょう。

夏にお勧め梅干しダイエット!

クエン酸が豊富な食べ物の中に日本の伝統食でもある梅干しがありますが、この梅干しを使えば梅干しダイエットができてしまうのです。

梅干しはクエン酸のダイエット効果に加えて、豊富なポリフェノールやオレアノ-ル酸といった栄養成分が、血糖値の上昇を防ぎ、身体に脂肪がつきにくくしてくれる効果があります。食事前に梅干しを摂ることで血糖値の急上昇を防いでくれますね。

<風邪をひいたときにも!美味しい梅湯の淹れ方>

・梅干しを弱火でゆっくりあぶる
・焼いた梅を湯呑に入れる
・やかんで沸かしたお湯を注ぐ

少しあぶるとより梅の風味がアップして美味しいです。もちろん忙しいときはそのままでもok。お白湯はできればやかんで沸かしたてのものを使うとより効果アップですよ。

風邪をひいたときや胃腸炎の時をはじめ、夏場の脱水予防にも梅干しは効果的です。お茶に梅を入れた梅茶やお粥に梅を載せた梅がゆなどもあっさりと頂けて弱った体にお勧めです。

美容効果も抜群!レモンでダイエット&デトックス!

最近モデルや女優の間でも話題となっている美容フードが「レモン」。クエン酸だけではなく、美容やダイエットに嬉しい効果を持った食べ物なのです。

レモンは腎臓や肝臓の働きを高め、身体の毒素や老廃物を排泄するデトックス効果があります。レモンのデトックス効果により、便秘解消やむくみ解消といった効果もあり、身体の内側からダイエットすることが出来るのです。また、ペクチンには食欲抑制やリラックス効果もあります。

温かいお白湯にレモンのスライスを浮かべたレモン白湯や、紅茶に輪切りレモンを浮かべてレモンティーなどもおススメです。美容やダイエットだけでなくリフレッシュ効果も期待できますね。

また運動前後のエネルギー補給にレモンの砂糖漬けなどもおススメです。これに少しお酢を加えることでクエン酸を摂取することが出来ますね!

<あまずっぱい!レモンの砂糖漬け>

材料
・レモン 2個
・リンゴ酢 お好みで大匙1
・グラニュー糖 大匙3

作り方
・レモンの表面は良く洗う
・薄くスライスしたら、ビンなどに漬け込む
・一晩立ったら食べてok!

香りで食欲抑制効果も!グレープフルーツで食べ過ぎ防止効果

グレープフルーツの香りは、心を穏やかにし、食欲抑制効果があることが分かっています。もちろん香りをアロマなどで取り入れてもokですが、食前に食べる事で食べ過ぎを防ぐ効果があることが分かっています。

グレープフルーツはほどんどが水分と繊維で、空腹時に食べても血糖値が上がりにくい果物といえますね。食前にグレープフルーツを食べる事で自然と食べる量も減り、ダイエットに効果が期待できます。

グレープフルーツはあまり甘くないのでサラダなどに加えてもおかずとしていただけますね。ベジタブルファースト、野菜から食事を始めることで、ダイエット効果があります。

<野菜たっぷり!グレープフルーツサラダ>

材料
・グレープフルーツ 1/2個
・トマト 1個
・キュウリ 1/2本
・玉ねぎ 1/4個
・ドレッシング(オリーブオイル大匙1、はちみつ大匙2、塩コショウ少々、粉チーズ適量を混ぜておく。)

作り方
・それぞれの野菜を食べやすくカットする
・玉ねぎはスライスし、水にさらして辛味を抜く
・ドレッシングをかけて召し上がれ!

野菜は良く冷やしておくと、食欲のないときでもさっぱりと頂けますよ。お好みでレモン汁をかけてもおいしいですよ。

お酢はダイエットの味方!飲むお酢で内臓脂肪を減らしてダイエット!

お酢は食品の中でもクエン酸の含有量も多く、効率的にクエン酸回路を活性化させ、代謝を促すのにもってこいな食品といえます。

中でも特にダイエット効果があると言われているのが、黒酢やリンゴ酢などのフルーツ酢です。少し酸味が強いですが、その分代謝もアップ、続けて摂り続けると内臓脂肪を減らし、メタボや糖尿病にも効果があります。

ダイエット目的で取り入れるのなら大体1日30mlが摂取量目安。食べ物で摂ろうと思うとなかなかたいへんなのでお勧めは飲むことです。

そのままが難しい場合は炭酸水などで割ったサワードリンクでもいいですね。食事の前や運動前に飲むとエネルギー消費量が上がり、太りにくい体質になれますよ。

<酸味が苦手な方でも大丈夫!サワードリンク>

材料
・酢 15~20ml
・はちみつ 大匙1
・牛乳 200ml
・炭酸水またはジュース 少々

作り方
・グラスに氷を入れたらお酢を入れます。
・はちみつやお好みで砂糖を加えよく混ぜます。
・牛乳をコップの8割まで加えて…。
・最後に炭酸水やジュースを少々混ぜ完成

牛乳やカルピスなどの乳製品で割ると、すっぱいのが苦手な方でも飲みやすくなるそうですよ。お好みで砂糖を増減してください。酢はカルシウムの吸収率を高める効果もあるので乳製品との相性はばっちりといえます。

 

最後に

摂ればその分痩せるというわけではありませんが、クエン酸を取り入れることで、痩せやすい体質へと体質改善することが出来るのです。

健康にもよい食品ばかりなので、元気に生き生きと、そして美容やダイエットも頑張りたい女性の方にお勧めのダイエット方法です。クエン酸ダイエットで、身体の内側から美しく生まれ変わりましょう。

クエン酸を最大限ダイエットに生かす7の方法

・クエン酸ダイエットの効果とは?
・クエン酸ダイエットでお勧めの食べ物とは?
・クエン酸どのくらい摂取すればいいの?
・梅干しダイエット
・レモンでダイエット&デトックス
・グレープフルーツで食べ過ぎ防止効果
・飲むお酢で内臓脂肪を減らしてダイエット