夏が終わって秋になると、汗や皮脂でギトギトしていた肌も、空気が乾燥し始めると、今度はカサカサしてきてお肌の乾燥が気になります。これは季節感だけではありません。お肌の一生にも季節があるのです！

生まれたての赤ちゃんはお肌の水分が豊富でプルプルお肌の春です。
10、20代の頃は、水分＆脂分が十分！ニキビも出来やすいお肌の夏。
30、40代はお肌の水分＆脂分が減っていくお肌の秋に入って行きます。

カサカサ乾燥肌は、水分だけを補充しても改善しません。上記のお肌の一生が示すように脂分も必要です。その他にもβカロチンやビタミン、たんぱく質を食べ物の中から上手に摂取しましょう。

今回は、カサカサ乾燥肌を改善する食べ物の効果的な摂り方をご紹介いたします。

カサカサ乾燥肌を改善する食べ物の効果的な摂り方

①セラミドが豊富な食べ物！コンニャクで乾燥肌改善！

お肌の水分の80％がセラミドです。セラミドはお肌の水分を繋ぎ止める役割をしています。セラミド配合の化粧水や美容液で保湿している女性も多いです。お肌の中からもセラミドを摂取してＷ効果で保湿すれば乾燥肌対策にもなります。

コメ、大豆、小麦などの食べ物にセラミドは含まれています。しかし、コンニャク芋には左記の食べ物の７～１５倍のセラミドが含まれています。セラミドを食品から摂取するならコンニャクが１番！

□お薦めセラミド摂取レシピ！コンニャク＆きんぴらごぼう

いつもご家庭で作っているきんぴらごぼうに、ごぼうと同量の糸コンニャクを入れて炒めるだけの簡単レシピです。
※糸コンニャクは『生芋』から作った糸コンニャクの方がセラミドを沢山含んでいます。

②ムチンが豊富な食べ物！山芋でヒアルロン酸ゲット！

コチラも保湿化粧品でお馴染みのヒアルロン酸。人体の真皮層にある糖の一種で200～600倍の水分を蓄える事が出来ます。

□お薦めヒアルロン酸レシピ！山芋の桜えびトッピング

生の山芋を短冊切りにして、桜えびと海苔をふりかければ出来上がり！
山芋は生で摂取する方が消化酵素の力でヒアルロン酸ゲットに繋がります。

③ニンジン＆アボカドサラダで乾燥肌対策＆アンチエイジング！

ニンジンはβカロチンを豊富に含んだ食べ物です。βカロチンは抗酸化作用があり体内でビタミンＡに変わり、皮膚や粘膜を強化します。

アボカドは、森のバターといわれ脂質、炭水化物が豊富です。脂質はオレイン酸などでコレステロール値を下げて血液サラサラにして美肌効果が期待できる優秀な脂質＆サラダ食材です。

□お勧め乾燥肌対策サラダ！ニンジン＆アボカド＋スモークサーモンサラダ

材料
・アボカド1個
・スモークサーモン80ｇ(出来れば皮つき)
・ニンジン20ｇ
・トレビス4枚
・オリーブオイル適量
・塩
・コショウ
・レモン汁

作り方
①アボカド1個、縦に割り、種を取って皮をむき2ｃｍ角に切る。
②ニンジン20ｇ千切りにする。
③塩、コショウ、レモン汁を掛ける。
④スモークサーモン80ｇにオリーブオイルを掛ける。
⑤トレビス4枚をひと口サイズにちぎり、皿に盛りつけて完成。
※サーモンは皮にコラーゲンが豊富に含まれています。

④ホワイトシチューで乾燥肌対策

ホワイトシチューのメイン成分は牛乳！牛乳にはビタミンＡ・Ｂ2が豊富に含まれています。そして牛乳は良質なタンパク質です。上記に有るように、乾燥肌には水分摂取も重要ですが、三大栄養素のひとつタンパク質はお肌の元を造る人体構成要素です。

□お勧め乾燥肌対策シチュー・サーモンホワイトシチュー

上記に有りますように牛乳は良質なタンパク質です。ホワイトシチューはお肌に有効です。ご家庭のいつものホワイトシチューにコラーゲンたっぷりの皮つきサーモンを入れれば美肌＆乾燥肌対策になります。

⑤簡単乾燥肌対策メインディッシュ

ダイエット中だからといって、サラダやパスタのみでは、益々乾燥肌が悪化します。しっかりメインディッシュも戴いてタンパク質も摂取しましょう。

ダイエット中＆乾燥肌にはチキンがお薦め。チキンは脂肪が少なく柔らかい肉質なので他の肉より消化がよく、コラーゲンもタップリ含まれた食べ物です。ダイエット＆美肌にＢＥＳＴなお肉がチキンなのです。

□簡単乾燥肌対策メインディッシュ！チキンのハーブ焼き(二人分)

材料
・鶏肉(もも肉1枚)
・おろしにんにく小さじ2
・レモン薄切り8枚
・ドライバジル適量
・はちみつ大さじ2

作り方
①先にビニール袋に鶏肉以外の味付け材料を入れます。
②鶏肉(もも肉1枚)に塩を振ります。
③ビニール袋に肉を入れて少し揉んで味を馴染ませます。
④さらに半日おいて肉に馴染ませます。
⑤その後フライパンで焼いて完成です。