頭皮にニキビが出来た時の6つの正しい対処法

頭皮ニキビは見えないところだけに、1つでも出来ると気になって仕方ありませんね。痛いし痒いし気になるし、なんだか地味にイライラして集中できない…。

そんな困った頭皮ニキビが出来てしまったときの対処法をご紹介致します。

 

頭皮にニキビが出来た時の5の正しい対処法

 

①頭皮にニキビが出来る原因

ニキビはアクネ菌によるものというのは有名ですね。アクネ菌は元々肌にいる菌で、皮脂をエサにします。しかし酸素に弱いので通常ならば皮脂が多くても悪さが出来ないのですが、毛穴が詰まって酸素にさらされなくなると途端に活発化。毛穴の中で炎症を起こしニキビを作ってしまいます。

ニキビは皮脂が多く生産されるところに多発します。体の真ん中にある頭皮は顔と同じようにニキビが出来やすい場所。さらに髪の毛が密集しているので雑菌の繁殖も起こりやすいです。頭皮はしっかりとしたケアをしないと毛穴が詰まり、すぐにニキビが出来てしまいます。

②シャンプー液はつけすぎない

1日の汚れが付いた髪。「しっかり汚れを落とさないと」と、多めのシャンプー液でゴシゴシと力いっぱい洗いがちですがそれでは逆効果です。まず多すぎるシャンプー液は頭皮を痛めます。必要以上にゴシゴシすることで頭皮にダメージを与え、泡が多いぶん洗い流しに時間がかかり頭皮が乾燥してしまいます。

ダメージを与えたり乾燥させたりすると肌のバリア機能が低下してターンオーバー(肌の生まれ変わり)が正常に行えなくなり頭皮ニキビの原因に。それに必要以上に皮脂を取り除くことで肌は「皮脂が足りない」と勘違いしてより皮脂を過剰生産してしまいます。ニキビが気になる人は汚れを落とそうとするあまり、自らダメージを与えて悪化させてしまっていることが少なくありません。

③シャンプー前にブラッシング

シャンプー液は汚れが多いとあまり泡立ってくれません。それを泡立たないから、と3プッシュも4プッシュも出して無理やり泡立たせては頭皮がカサカサに。角質が分厚くなる原因となります。泡立ちはシャンプー液の量でどうにかするのではなく、シャンプー前の段階でケアしましょう。

髪には頭皮の皮脂だけでなく、ほこりや花粉など髪表面に一日の汚れがたくさんついています。これを落とすだけでもかなり泡立ちが変わってきますよ。そこでおススメしたいのがブラッシング。お風呂に入る前に髪を軽くブラッシングすることで髪表面についた汚れが取り除かれ、シャンプーの泡立ちがグンと良くなります。少量のシャンプー液で汚れを落とすことで頭皮への負担を軽くしてくれます。

④紫外線から頭皮を守る

紫外線はお肌の大敵。その紫外線を一番受けているのが頭皮です。紫外線によってダメージを受けるのはもちろんのこと、髪が密集している頭皮は熱で蒸れて高温多湿となり、ニキビにとっては最適な環境になってしまいます。

紫外線から頭皮を守るために一番簡単なのは帽子をかぶる事。スポーツ中や、子育てママさんの公園遊びなどでは熱中症の予防にもなるので必ず帽子をかぶるようにしましょう。「仕事中は帽子なんてかぶれない」という人は紫外線から頭を守るスプレーも売っているので、そういうグッズで少しでも紫外線から守るケアをするといいですね。

⑤触り過ぎない・潰さない

頭皮にできたニキビは気になって仕方ありませんが、触ったり潰したりするのは絶対ダメ。頭皮は顔のニキビと違って手探りで触ることになるので、触るだけでもかなりの刺激になります。

ましてや潰してしまうと、潰したニキビの中にあった皮脂や膿が周りの毛穴に付着。見えないのでキレイに取り除けずそのままの状態になり、よりニキビを増やしたり悪化させたりしてしまう可能性大です。

⑥ストレスをためない規則正しい生活をする

ストレスや不規則な生活はカラダのリズムを狂わせます。肌のターンオーバーももちろんこのカラダのリズムに組み込まれていますから、リズムが狂えば肌の生まれ変わりも遅れがちに。

固くなった古い細胞のままでは毛穴の入り口もなかなか開いてくれません。美容のためにも規則正しい生活をしてストレスをため込まないようにしましょう。

 

最後に

いかがでしたか?頭皮ニキビは見えないところにあるので痛みや痒みがなくなれば放置してしまいがちですが、悪化すれば髪のツヤを無くし抜け毛の原因にもなってしまいます。正しいケアで清潔な頭皮を維持しましょう。

頭皮にニキビが出来た時の5の正しい対処法

①頭皮にニキビが出来る原因
②シャンプー液はつけすぎない
③シャンプー前にブラッシング
④紫外線から頭皮を守る
⑤触り過ぎない・潰さない
⑥ストレスをためない規則正しい生活をする