トマトが赤くなれば医者が青くなる。

なんていうことわざがあるように、トマトに含まれている「リコピン」という成分のパワーが今注目されています。脂肪燃焼効果があるばかりでなく美しくそして若返りまでかなえてしまうこのリコピンマジック。

今日はこのリコピンを使ってダイエットとアンチエイジング、どちらもかなえてしまいましょう♪

 

リコピン効果でダイエットと若返りを成功させる8の方法

 

抗酸化作用で若返ろう♪

リコピンの持つ抗酸化作用（体を若々しく保つ効果）は、Bカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上と言われています。アンチエイジング、若返りを実現させるためには、このリコピンのパワーを利用するのが一番。

最も有名なのがトマトですね。ほかにも以下のような食品にリコピンが含まれています。
⇒ミニトマト　スイカ　ピンクグレープフルーツ　柿

美白効果で若返ろう♪

リコピンは美肌、美白の効果があるんですよ。

シミやそばかすを防ぎ、あらゆる肌トラブルを抑制してくれます。肌のトラブルの原因の多くは体内の活性酸素。紫外線などが影響しこの活性酵素が増え、メラニン色素が生成、結果として、シミそばかす、肌のくすみといった症状で現れます。そこで、リコピンはこのメラニン色素の生成を抑制します。

白くつやのある素肌は若々しさの象徴。リコピンを摂取することで美しいお肌になれちゃいます♡

最近ではトマトの成分を利用したトマトパックやトマト風呂なるものも売られているようです。トマトにはほかにもお肌にいいビタミンCやビタミンEも豊富でそれだけ効果があるということですね。

そして、「ビタミンE」を一緒に取ることでメラニン色素抑制効果が2倍近くまでぐんとアップ。合わせて取ることを意識しましょう。

コラーゲン生成効果で若返ろう♪

そしてよく聞く「コラーゲン」という言葉ですが、これが減少すると、肌はしわしわ、ハリがなくなり弛んでくるといった肌の老化現象が起こります。紫外線によっても減少しますが、加齢もコラーゲンを減らしてしまう大きな原因。こればっかりは防ぎようがありませんよね。

そこで、リコピンを摂取すると、このコラーゲンを体内で生成、増やしてくれる効果があるんです。もちろん、リコピンだけに頼り切らず、合わせてきちんと日々のスキンケアは抜かりなく♡バランスの良い食生活や、紫外線対策、水分補給などもしっかりと行いましょう。

健康効果で若返ろう♪

私たちの体の中には「活性酸素」という酸化力の強い酸素が存在します。通常なら問題はないのですが、ストレスや喫煙、生活習慣が原因で、この活性酸素が処理しきれないほどたまると、がんや生活習慣病を発症しやすいといわれています。

そこで、リコピンは、この活性酸素を除去する働きを持っているといわれています。トマトががん予防に効果的と言われているのはこのためですね。若返りやダイエットを考えるうえで、まずは健康な肉体あってこそ。リコピンはいつまでも健やかで生き生きとした体づくりをお手伝いしてくれます。

血糖値を下げてダイエット♪

このリコピン、摂取することで血糖値を下げてくれることが分かっています。血糖値をコントロールすることで、インスリンの生成を抑制、脂肪がつきにくい体へと導いてくれます。

血液サラサラ効果でダイエット♪

血液がドロドロになるのは、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪。これらを除去する効果がリコピンにはあることが分かっています。血液がサラサラになると、胃腸や内臓の機能がアップ、新陳代謝が高まり、痩せやすい身体に導いてくれます。

もちろん胃腸機能がアップすれば、便秘やむくみ解消効果もありますよね。

脂肪分解効果でダイエット♪

そしてリコピンは、腸内温度を上げ、脂肪分解、燃焼を促進することがわかっています。

アメリカで行われた肥満マウスに、リコピンを投与し続けた結果、中性脂肪が30％減少という結果が出ています。血液がサラサラになることで、代謝が上がり、体温も上がる。その結果、血中で脂肪分解、燃焼が促進されたと考えられますね。

効果的にリコピンを摂取するコツ♪

リコピンを多く含む食品として、トマト、ピンクグレープフルーツ、ニンジンなどの緑黄色野菜全般があげられます。が、やはり一番含有量が多く、効率がいい食品はトマトのようです。

このリコピンですが、1日の摂取目安は15～20gと言われています。大き目トマトで2個、トマトジュースなら200㏄と言われています。より効果を高めるコツとしては、加熱調理をすることで、吸収率があがるそうですよ。トマトは煮込み料理に使えば、嵩も減るので摂取量も増やせますよね。トマトが苦手という方も、煮込めば酸味がましになるので大丈夫という方もいるようです。

そして摂取の時間帯は朝が一番吸収がいいといわれています。なので朝食のサラダや、野菜ジュースにリコピンを含んだ食品を取り入れるとより効果がありそうですね。トマトジュースやホールトマト、トマトケチャップといったような加工食品も賢く取り入れて摂取していきましょう♪

 

最後に