ニキビはどこにできても嫌なものですが、頬はお化粧ノリにも影響してきて嫌ですよね。

頬のニキビが出来にくいように、治りやすいように、知っておくべき８つのことをご紹介します！

 

頬のニキビを治すために知っておくべき8のこと

 

①そもそもニキビができるのはなぜ？

ニキビはアクネ菌という菌が毛穴の中で増殖することで起こりますが実はこのアクネ菌、普段から毛穴の中にいるのです。

普段はおとなしいアクネ菌。しかし皮脂が過剰に生産されたり毛穴が詰まっていたりすると、毛穴の中がギュウギュウに詰まって空気のない状態になるのですが、こうなると途端にアクネ菌が暴れだします。アクネ菌はどんどん仲間を増やし毛穴の中は炎症。これがニキビです。

②白ニキビ、赤ニキビってどう違う？

ニキビには白ニキビや赤ニキビなど色々な呼び名がありますね。これはニキビが悪化している状態を区別して呼んでいるためです。

初期のポツ、としたのが「白ニキビ」。その後炎症を起こして赤くなっているのが「赤ニキビ」。毛穴が開いて酸化して黒くなってしまっているのが「黒ニキビ」。そして黄色いウミが透けて見える「膿ニキビ」があります。

③頬は皮脂が少ないのにニキビができるのはなぜ？

頬は皮脂が少ないし逆に乾燥して悩んでいるのにどうしてニキビができるの？と不思議に思いますよね。ニキビは皮脂だけが原因ではありません。肌のバリア機能も大きく影響します。肌が乾燥すると肌を守るためのバリア機能が低下します。そうすると無防備な肌はアクネ菌が活躍しやすくなってしまうのです。

そして乾燥するからと洗顔を優しくしすぎたり、加齢などにより肌の新陳代謝が低下したりすることによって角質が分厚くなると、毛穴の出口が塞がれてしまいニキビの原因となります。

④頬の片方にだけニキビができるのはなぜ？

頬の片方だけにいつもニキビができてしまう場合は、衛生面から見直してみましょう。

例えば枕カバー。枕カバーはこまめに変えていますか？寝ている間の汗や皮脂、ヨダレなどが枕カバーにはしっかりとついています。寝る方向が横向きだとその枕カバーに頬がついている状態ですよね。

右の頬ばかりニキビができる人は右を下にして寝ていませんか？せっかく高級な化粧品を使って肌のお手入れをしていても、夜汚れた枕カバーで寝ていては台無し。枕カバーはこまめに取り換えましょう。

もうひとつよくあるのが髪の毛の刺激。髪が当たる刺激が肌に負担をかけます。ワックスやジェルなどが毛先についているなら衛生面も良くありませんね。頬にニキビがあるとつい髪で頬をごまかしがちですが、それでは逆効果になってしまいます。

⑤ホルモンバランスが肌に影響

生理前や生理中だけニキビができるという人も多いですね。これはホルモンバランスの影響。生理前などホルモンの影響でいつもより皮脂が多く作られてバランスが崩れてしまうのが原因です。

そしていつもと違うコンディションはターンオーバー(肌の生まれ変わり)も狂いがち。ターンオーバーがリズムよく行えないと剥がれ落ちるべき古い角質が肌にこびりついたままになってしまい、毛穴をふさいでニキビを作ります。そしてこのターンオーバーが停滞することにより、ニキビ跡もなかなか消えなくなってしまします。

⑥規則正しい生活がキレイな肌をつくる

肌のターンオーバーをしっかり行わせるためには規則正しい生活が一番！生活リズムの狂いは肌の生まれ変わりを遅らせます。肌は夜中に一番活発に生まれ変わろうとするので、夜更かしはよくありません。しっかり休んで肌の生まれ変わりを助けましょう。

⑦便秘はニキビの大敵

便秘もニキビの原因の一つ。便秘をするということは腸内環境が整っていないということ。腸内環境が悪いと自律神経が乱れたり、便秘のせいで血中に溶け込んだ毒素が血流にのって体をめぐってしまったりと良いことがありません。

こんな状態ではもちろんターンオーバーもうまく作用しなくなり、皮脂があまりない頬にもニキビを作ってしまいます。そして便秘によるストレスでさらにニキビができやすい肌へと誘導してしまうのです。

⑧ニキビに効くスキンケア

ニキビを治すのにはまず何よりも汚れを落とすこと。化粧落としや洗顔をしっかりと行いましょう。化学的な化粧品と皮脂は汚れの種類が違うので、「これ１本で化粧も落とせる」という洗顔料よりは別々になっているものがオススメです。

洗顔の後は角質ケア。古い角質をはがれやすくする化粧水や美容液があるので、こういうもので肌の生まれ変わりを助けてあげましょう。

そしてニキビ用の殺菌効果があるスキンケアなどもたくさん販売されていますね。殺菌効果がある分、他の化粧品に比べ肌に合う合わないがあるのでサンプルなどから試してみてくださいね。

 

最後に