学生時代、激しいスポーツをしていた方は、下半身の筋肉太りが気になる方が多いですね。運動はやめて何年も経つのに、どうしていつまでたっても筋肉太りが解消されないのでしょうか。下半身が筋肉太りしていると、見た目の印象も「ズッシリ」「ガッシリ」でたくましい印象になってしまいます。

筋肉太りの場合はエクササイズなどを取り入れたダイエットでは、さらに筋肉がつきそうな気がして、うまく自分に合うダイエット方法が見つからないと悩んでいる方も多いんです。

でも筋肉太りを放置していると、筋肉の上に脂肪がついてしまうので、とんでもないボリュームのある下半身になってしまいますよ。

そこで今回は、筋肉太りした下半身をスラリと細くするダイエット方法をご紹介します。

 

筋肉太りした下半身を見事に細くする6のダイエット

 

筋肉太りで下半身が太くなる理由

「筋肉太り」とは言いますが、実は筋肉の間や筋肉の上に脂肪がついて、それが硬くなることで筋肉の緊張状態が起こり、代謝が悪くなってしまっている状態です。簡単に言うと「霜降り肉」のような状態ですね。

筋肉太りのダイエット①マッサージで筋肉をほぐす

筋肉太りを解消するために1番効果があるのがマッサージです。筋肉の間や筋肉の上について硬くなってしまった筋肉が、血流を阻害してしまっているため老廃物がたまりやすく、脂肪がつきやすい状態になっています。

ですから、硬くなった筋肉を揉みほぐすようにしっかりとマッサージをすることで、老廃物や脂肪を排出させ、下半身をスラッとさせることができます。体が温まって血行が良くなっている入浴中にマッサージをするのがおすすめです。

筋肉太りのダイエット②腰とお尻に効くストレッチ

1.床に足を伸ばして座ります。
2.右足を曲げて、左ひざの左側に置きます。
3.左ひじで右ひざを押すように上半身を右にひねり5秒ほどキープし、元の位置へ戻しましょう。

反対も同じように、それぞれ10回ずつ行いましょう。

筋肉太りのダイエット③骨盤引き締めに効果アリのストレッチ

下半身ダイエットに骨盤の引き締めは必須ですよね。骨盤がゆがんでいると脂肪がつきやすくなってしまいます。

1.床に仰向けに寝て、足を肩幅に開きます。
2.両手は真上に上げ、軽く重ねましょう。
3.息を吸いながら両足を床から10cmほど浮かせ、息を吐きながら内股にします。
4.足を元の位置に戻します。

慣れるまでは両足が一緒に上がらなかったり呼吸を意識できなかったりとキツイストレッチになりますが、慣れてくると誰でもできるストレッチですから、毎日行うことが大切ですよ。

筋肉太りのダイエット④エア自転車こぎでひざ周り痩せ

自転車こぎは下半身痩せにとても効果がありますから、ぜひ取り入れたいエクササイズです。実際に自転車をこぐとなると時間や天候を選んでしまいますが、エア自転車こぎなら室内ですから、いつでも好きなときに服装などを気にせずできるのでおすすめです。

1.床に仰向けに寝て、両足を腰から持ち上げて、両手で腰を支えます。
2.自転車をこぐように両足を回転させましょう。

1日80回くらいを目安に行いましょう。最初は辛いですが、慣れてきたら5分くらい行うようにしましょう。足全体に効果がありますが、特にひざ周りの引き締めに効果的ですよ。

筋肉太りのダイエット⑤ウォーキングで遅筋を鍛える

筋肉太りの方がダイエット方法として激しい運動を行うと、筋肉と脂肪が混じって霜降り状になっているところに筋肉がついてしまいますから、逆効果です。

筋肉太りの方が取り入れたいのがインナーマッスルを鍛えるウォーキングやヨガ、ピラティスなどのゆったりした運動です。ウォーキングなどの持久力を必要とする運動は、見た目の筋肉ではなく、内側のインナーマッスルを鍛えることができますから筋肉の上についてしまった、カチカチの脂肪を落とすことができるんですよ。

ウォーキングも正しい方法で行わなければ、余計に足が太くなってしまったりしますので注意が必要です。ウォーキングは背筋を伸ばし、かかとから着地し、つま先から蹴り出すように、一定のリズムで大きく腕を振って歩きましょう。ダラダラ歩いたり、スマホを操作しながら歩いても効果は得られません。だいたい20分程度を目安に行いましょう。

筋肉太りのダイエット⑥冷え対策でさらに痩せやすく

下半身の筋肉太りで悩んでいる方のほとんどが冷え性もしくは下半身が冷え切っている状態です。下半身が冷えていると血行が悪くなり脂肪がセルライトへと変化しやすくなったり、むくみの原因にもなります。

下半身を冷えから守ることが、筋肉太りした下半身ダイエットを成功させる大切なポイントとなります。

下半身の露出の多いファッションや、湯船に浸からずシャワーだけで済ますような生活を続けていると下半身は太くなる一方ですから、しっかりと冷え対策を行いましょう。

 

最後に