老化防止に効くサポニンを効果的に摂取する5の方法

サポニンは主に「サボンソウ」に含まれている成分で、糖で構成される配糖体の総称です。このサポニンには老化を防止する効果があるとして最近メディアでも注目を集めています。

また老化防止だけでなくダイエットにも効果があるので、女性は積極的に摂取したい成分のひとつです。ですがサポニンには副作用がありますから、摂取方法には少し注意が必要です。

そんなサポニンを多く含んでいる食品や効果的に摂取する方法をご紹介します。

 

老化防止に効くサポニンを効果的に摂取する5の方法

 

サポニンの効果効能とは

サポニンには老化防止のほか様々な効果があります。

サポニンの効果効能①老化防止

コレステロール値が増えてしまうことで進行する老化ですが、コレステロール値を下げる働きがあるので、老化防止につながります。

サポニンの効果効能②肥満防止

ブドウ糖と脂肪の合体を防ぐため、肥満を防ぐことができます。

サポニンの効果効能③肝機能向上

過酸化脂質の生成を抑制する働きがあるため、肝機能向上につながります。

サポニンの効果効能④コレステロール値の低下

血中の悪玉コレステロールを下げる効果があります。

サポニンの効果効能⑤血流改善

血流を改善するので、血栓ができることを予防できます。

サポニンの効果効能⑥免疫力アップ

ウイルスなどから守るナチュラルキラー細胞を活性化する働きがあるため、免疫力がアップし、風邪だけでなくインフルエンザからも守ってくれます。

サポニンの効果効能⑦咳を抑える

体内に侵入した異物を排除する分泌液の分泌を促す働きがあるので、辛い咳症状を抑えてくれます。

高野豆腐を食べる

サポニンによる効果で老化を防止するには、サポニンが含まれる食品を積極的に食べるのがおすすめです。

サポニンはいろいろな食品に含まれていますが、女性に嬉しいサポニンが多く含まれているのが大豆です。大豆製品は納豆や厚揚げなどいろいろありますが、おすすめなのが高野豆腐です。

大豆に含まれるサポニンには副作用である溶血作用を起こす毒性が含まれていませんから、安心して積極的に食べることができます。

ゴボウ茶を飲む

食物繊維が豊富なゴボウにもサポニンが含まれています。もっとも含まれているのが皮の部分なので、ゴボウを食べるときには土だけを落として調理するのがおすすめです。

そんなゴボウですが、毎日食べるとなるとやはり大変ですよね。そこでおすすめなのが健康効果が高いとして最近注目を集めているゴボウ茶。

ゴボウを煎じたゴボウ茶にももちろんサポニンが含まれています。ゴボウ茶は価格もお手ごろなので続けやすいのが魅力です。ゴボウ茶は麦茶よりも若干香ばしい香りと味で、変な癖がありませんから飲みやすいですよ。

高麗人参を利用する

健康効果が高いといわれている高麗人参にもサポニンが豊富に含まれています。高麗人参に含まれているサポニンを「高麗人参サポニン」といいます。高麗人参は漢方薬だけでなく、お茶やサプリメントなどにも加工されています。

少々香りや味にかなりの癖がありますから、苦手に感じる方も多いのですが、その効果は絶大です。どうしても苦手な方は高麗人参のサプリメントを利用しても良いですね。

トマトを食べる

夏野菜の代表格トマトはリコピンが豊富に含まれているということでも注目されていますが、トマトにもサポニンが豊富に含まれています。トマトに含まれるサポニンを「トマトサポニン」といいます。

トマトはいろいろな料理に活用できるので、サラダやスープ、ジュース、パスタなどの調理で積極的に食べましょう。

トマトサポニンを効果的に摂取するには、大玉のトマトよりも中玉以下のトマトを食べるのがおすすめです。特にミニトマトはおすすめで、1日4~5個ほどで必要なサポニンの量を摂取することができるといわれています。

サプリメントを利用する

サポニンが豊富に含まれている食品を積極的に食べるのがおすすめですが、なかなかそうはいかない方におすすめなのがサプリメントです。

いろいろなメーカーからサポニンのサプリメントが販売されていますが、購入する際にはサポニンの含有量をしっかりチェックしましょう。また、サポニンは継続して摂取することで効果が得られるので、続けやすい価格帯であることも大切なポイントです。

サポニンの副作用に注意

様々な大豆やトマトなどいろいろな植物に含まれているサポニンですが、サポニンには溶血作用があります。

溶血作用を防ぐためには事前にアクをしっかり抜く必要があります。サポニンが含まれる食品の中で、溶血作用を気にせずに食べられるのが大豆です。大豆に含まれる大豆サポニンには溶血作用がありませんから安心して摂取することができます。

サポニンの1日の摂取量は目安が設定されていないため明確な量はわかりません。サポニンをたんぱく質として摂取する場合は、1日当たり60~70gなので、それを目安にすると良いでしょう。

 

最後に

いかがでしたか?最近注目を集めている健康成分サポニンについてご紹介しました。老化防止効果はもちろんのこと、様々な健康効果が得られますから、食品やサプリメントを利用しつつ継続的に摂取しましょう。継続的に摂取し続けることで、老化防止効果を実感できることでしょう。

老化防止に効くサポニンを効果的に摂取する5の方法

・サポニンの効果とは
・高野豆腐を食べる
・ゴボウ茶を飲む
・高麗人参を利用する
・トマトを食べる
・サプリメントを利用する
・サポニンの副作用に注意