某大手化粧品メーカーの美白化粧品で白斑問題がニュースになったのは記憶に新しい筈です。

この白斑の原因を作った成分は『ロドデノール』と云われていますが、完全に白斑の原因だと特定できている訳ではなく、白斑が出来る原因も科学的に解明されていないのです。

安易に美白化粧品に頼り肌トラブルに遭遇しないように、美白の為のスキンケアの基本をご紹介します！

 

美白の為のスキンケアの基本5箇条！

 

スキンケアの基本①美白の第一条件はUVケアすべし！

紫外線は美白の敵という事で、夏でもサングラス、マスク、日傘、長袖、長ズボンの女性を目にします。目から紫外線が入り肌が黒くなるという噂まで耳にします。

目が紫外線を浴び過ぎると眼球にシミが出来るのは事実ですが、肌まで黒くなるというのは都市伝説のレベルです。

マスクは夏に着用すると蒸れますし、擦れて肌荒れやニキビの原因にもなります。過度のUV対策は貴方のビューティ＆ファッションにマイナスイメージを与えます。

しかし、美白の為にはUV対策は必須条件です。貴方はUV化粧品を選ぶときはSPF値を参考に選んでいますか？SPF値は数値が高いほどUV効果が高いと思っている方もいるかもしれません。SPF値は保護力(UVカット)の強さではなく、UVカット効果の持続時間の値です。その為SPF値が高い程、効果が持続するという事はそれだけ長い時間、肌に負担が掛かるという事です。

SPF表示のないパウダーファンデーションでもUVカット効果はあります。通勤通学ｏｒお買物で１５分前後紫外線を浴びる程度ならパウダーファンデーションだけでもUV対策は十分です。

アウトドアのレジャーやスポーツをする場合は、何時間紫外線を浴びるか予測してSPF値を参考に日焼け止めやUVカット化粧品を選びましょう。

スキンケアの基本②美白化粧品はコレを使うべし！

美白化粧品はシミ取りにも効果がある成分が含まれている商品が多いです。しかし、冒頭にありますように白斑や肌トラブルの事が気になります。美白に繋がる美白化粧品の成分を解説します。

 □プラセンタエキス

現在、ＴＶでも原液が話題になっているプラセンタエキス(胎盤抽出液の総称)。メラニン生成作用を抑制して皮膚の新陳代謝が亢進されます。保湿効果もあり、シミ取り＆美白効果が期待できます。

□エラグ酸

まめ科植物のタラを原料とするポリフェノールの一種。チロシナーゼを不活性化、メラニン色素の生成を抑え美白効果を与えます。

□アルブチン

コケモモや西洋なしの葉や皮に含まれている成分。チロシナーゼ阻害作用があり美白効果に期待が持てます。

□ルシノール

フェノール化合物の一種。チロシンの代わりにチロシナーゼと合体してメラニン生成を抑制、美白化粧品の他にニキビ治療薬にも使用される。

□カミツレエキス

キク科の植物カミツレから抽出される。生体の仕組みを解明して開発研究された美白成分。シミ、ソバカスにも効果が期待できます。

上記の美白成分は美白化粧品がブームになる以前より、化粧品に使われております。コレらの成分は即効性はあまり期待できませんので、３ヶ月以上の継続使用が必要です。

スキンケアの基本③美白にはこの食材を食べるべし！

美白最大の敵はシミ。シミには種類がありますが、原因は多様でストレスやホルモンバランスの乱れ、無理なダイエットによる偏食も原因の一つです、シミを作らず美白をキープするのに有効な食材を紹介します。

 □レモンやオレンジなどの柑橘類

ビタミンＣには強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去してストレスや老化を防ぎ美白効果に繋がります。

□アーモンドやナッツ類

ビタミンＥが血行促進、ホルモンの分泌を促進してホルモンバランスを整え新陳代謝が向上して美肌効果があります。

□豚や鶏のレバー

βカロチンが体内でビタミンＡに変化。皮膚の粘膜を健康に維持して美肌をキープします。

□トマト

リコピン、ビタミンＣ＆Ｅが含まれ、美肌野菜の代名詞。リコピンはビタミンＥの１００倍の抗酸化作用があります。

スキンケアの基本④美白にはこのサプリメントを飲むべし！

上記で紹介した食材で美白成分を十分に摂取するには、大変な食事量なってしまうモノもあります。さらに嫌いな食材を美白効果を期待して無理して食べても、ストレスが溜まり逆効果になるかもしれません。そんな時はサプリメントで不足分を補いましょう。

 □美白効果が期待できるサプリメント成分

ビタミンＡ，ビタミンＣ，ビタミンＥ，リコピン、ポリフェノール、ＤＨＡ，ＥＰＡ他。

スキンケアの基本⑤美白には生活習慣を見直すべし！

上記で紹介したメニューをシミが出来たからといって取り入れても、数日や数週間では美白は取り戻せません。美白＆美肌をキープするには、普段の生活習慣が重要です。

▼睡眠
平均７時間前後の睡眠を心掛けましょう。眠れない時は、科学書や医学書のような難解な本を読めば睡魔に襲われます。

▼食事
食事間隔を５時間以上空けて上記で紹介した食材をバランスよく摂取しましょう。美白優先でダイエットは後回しで良いのでは？

▼運動
無理にフィットネスクラブに通ったりする必要はありません。ストレッチや犬と散歩、通勤＆通学時に少し多めに歩く程度で十分。

▼仕事＆恋愛
ストレスは美白の敵です、仕事で嫌な事があったらヤケ食い以外でストレス発散。恋愛はホルモンの分泌を即し美肌に効果的。

 

最後に