妊婦さんの肌荒れを改善する為に大切な6のこと

嬉しいオメデタ!お腹の中の赤ちゃん優先の生活にシフトする妊婦さん。今まで使っていた化粧品や石鹸&シャンプーを、オーガニックや無添加の植物由来の製品に変える方も多いと思います。

また、出産を機に体形や肌質が変わる女性の方も多く、出産と子育ての不安も重なりストレスが溜まってしまう妊婦さんもいるようです。そんな妊婦さんの為の、肌荒れを改善する為に大切な6のことを紹介します。

 

妊婦さんの肌荒れを改善する為に大切な6のこと

 

①妊婦さんは体重管理が重要

妊婦さんは、お腹の中に赤ちゃんがおりますので、体重増は当たり前の状態です。産後の体形キープの為に、お産の前からダイエットに励むなんてNGです。また、太り過ぎも母子双方の為にもよくありません。特に美肌キープの為にも体重管理には気をつけましょう。

妊婦さんはお腹の赤ちゃんの為に普段より栄養を摂取しなければなりません。標準体重の方で妊娠前より7~12kg、瘦せ体形の方で9~12kgの増加量が目安になります。

※太め体形の方は、個人差がありますので医師に相談してください。

痩せ過ぎは、お腹の中の赤ちゃんに栄養が行き渡らないのでNGです。また、太り過ぎも妊娠糖尿病や産道に脂肪がつき過ぎたり、お腹の中の赤ちゃんの巨大児化の可能性もあり、難産の危険性も高まります。太り過ぎ、痩せ過ぎ共に、肌荒れやニキビに繋がります。妊娠中の体重管理は厳重に注意しましょう。

②妊婦さんに冷えは大敵!

妊娠すると基礎体温が上がります。普段冷え性の方でも冷えを感じなくなる妊婦さんも出てきます。冷えが肌荒れに繋がるのは承知の事実です。また、身体の冷えは血圧が高くなり子宮が収縮して、お腹の中の赤ちゃんにも良くありません。お腹を冷やさない暖かい服装を心掛けましょう。

③妊婦さんは便秘に注意!

便秘は吹き出物や肌荒れ原因になるのは、便秘気味の方なら肌で分かっている方が多いと思います。妊娠中は普段便秘気味でない方も便秘になる可能性が高くなります。

その理由としては、大きくなった子宮が骨盤に入り込んで腸を圧迫して便の通りを悪くします。また、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が活発になり、腸の動きが鈍くなる為です。

食物繊維の豊富な食材中心の朝食を、決まった時間に摂りましょう。腹式呼吸や身体に負担の掛からない、軽めのマタニティエクササイズを取り入れてみましょう。

④ストレスは赤ちゃんにもお肌にもマイナス

妊娠中はマタニティーブルーといわれる、心が不安定になったり、ストレスが溜まってしまう時期でもあります。これは、妊娠するとツワリやむくみが酷くなり、腰痛や便秘など身体の不調を感じると共に、ホルモン分泌に変化が起きて、ホルモンバランスが乱れるのも大きな要因です。

お腹の中の赤ちゃん優先の生活にシフトする為に、普段の食生活やアクティブなレジャーやスポーツが制限される為に、ストレスに繋がります。また、産後の子育ての不安や妊娠による体形の崩れや肌荒れもストレスの原因なります。

ストレスは妊娠中でなくともニキビや肌荒れに繋がります。ストレスが溜まり暗い顔で眉間にシワを寄せたり、口角が下がっていると、顔のお肌の老化が進行します。ストレス軽減&アンチエイジングの為にも笑顔を心掛けましょう。

笑顔を造るのは本心からの笑顔でなくても、ご機嫌ホルモンが分泌されて、ナチュラルキラー細胞が活性化され免疫力が高まり、お腹の中の赤ちゃんとお肌にも好影響をもたらします。

⑤マタニティセルフエステで美肌キープ

普段、熱心にスキンケアをしていた方でも、妊娠中は化粧品&スキンケアグッズやマッサージなど制限される方も多いと思います。さらに、産後の体形不安の2大ポイントがバストとヒップです。スキンケア&体形キープ、ストレス解消の為に簡単マタニティセルフエステを紹介します。

□ヒップアップセルフエステ

❶ヒップ全体を内側から外側へ円を描くようになでます。
❷お尻の下側のアウトラインをつまんで上に跳ね上げます。
❸お尻の下側のアウトラインを手のひらで上に持ち上げます。
❹お尻の下側と太ももの境目付近を手のひらで左右にさすります。

※ヒップアップ効果と便秘解消にも繋がり肌荒れ改善にも効果的です。

⑥『塩浴』で肌荒れ改善&予防

妊娠中はお肌が敏感になる方も多く、スキンケア化粧品や石鹸&シャンプー選びに迷われる方もいるでしょう。そこで、シャンプーや石鹸を使わない『塩浴』を紹介します。

バスタイムの入浴剤の代わりにバスソルトを使っている方もいると思います。しかし、『塩浴』はバスタブに塩は入れません。アロマテラピーやバスソルトが日本で普及する前から、日本に存在するのが『塩浴』です。『伯方の塩』の創業メンバーのひとりM氏が考案した入浴法が『塩浴』です。

 □『塩浴』の方法

まず『塩湯』を造ります。食用塩(海塩)とお湯を混ぜて、石鹸やシャンプー変わり使うだけの至って簡単な入浴法です。塩とお湯の割合は、お湯500mlに対し塩160g前後が目安です。好みで調節して下さい、完全に塩が溶けなくてもOKです。

※人間の体液や赤ちゃんが浮いている羊水は、塩分濃度を除けば海水に近い水です。石鹸やシャンプーを一切使わず、上記の『塩湯』を使って手で洗うだけで、お肌の汚れは落ち、皮脂分泌が調整され、免疫力も高まり美肌キープに効果的です。

 

最後に

いかがでしたか?妊婦さんは、お腹の中の赤ちゃん優先になる為に、ストレスが溜まりがちです。たまにはセルフエステや美味しい食べ物を食べて息抜きも必要です。生まれてくる赤ちゃんを思い浮かべながら、笑顔を絶やさないのも美肌キープに繋がります。

妊婦さんの肌荒れを改善する為に大切な6のこと

①妊婦さんは体重管理が重要
②妊婦さんに冷えは大敵!
③妊婦さんは便秘に注意!
④ストレスは赤ちゃんにもお肌にもマイナス
⑤マタニティセルフエステで美肌キープ
⑥『塩浴』で肌荒れ改善&予防