年齢・季節・肌タイプ別の正しい洗顔を徹底解説!

美容&スキンケアは女性の永遠のテーマですよね。美容外科の第一人者U氏の提唱による肌断食と水で洗顔がネット社会の勢いも加わり瞬く間に世間一般の女性に知れ渡りました。

以前は平気で使っていた合成界面活性剤やパラベンなどの防腐剤入りの化粧品やシャンプー等がネット社会で危険視され、オーガニックコスメやノンシリコンシャンプーがブームになりました。洗顔料やクレンジング剤の中には合成界面活性剤配合のものが沢山あります。

今回は、結局どうやって洗顔すれば良いのか、全ての洗顔方法の種類をご紹介し、年齢・季節・肌タイプにあったそれぞれの正しい洗顔方法をご紹介致します。

 

年齢・季節・肌タイプ別の正しい洗顔方法を徹底解説!

 

クレンジング剤の種類と必要性

□クレンジング剤の種類

○シートタイプ
油分でメイクを浮かせるプロセスを省略、油分は使わず界面活性剤の力でメイクをオフします。洗う必要がないため簡単にメイクオフが出来ます。シートの摩擦と界面活性剤がお肌の負担と刺激になります。

○オイルタイプ
界面活性剤を多く含みサラッとメイクが落ちます。顔や手を濡らさず使用して油分でメイクを浮かせて界面活性剤で乳化させ水で洗い流します。

○ジェルタイプ
界面活性剤を多く含みメイクの油分を早く浮かせます。すすぎやすく使用感はサッパリしています。透明ジェルタイプはお肌の負担大

○クリームタイプ
界面活性剤&油分を適度に含み濃いメイクも落とせます。上記のクレンジング剤と比べてお肌への刺激&負担は軽めです。

○ミルクタイプ
水分が多く油分少なめで、お肌への刺激&負担は軽めです。メイクオフの力は上記のレンジング剤と比べて弱めです。ミルクタイプで簡単にメイクが落とせるクレンジング剤は界面活性剤を多く含んでいる可能性があります。

□クレンジング剤の必要性

メイクは水分と油分で出来ている為、メイクの油分は水洗顔だけではあまり落ちません。水洗顔で中々落ちないメイクの油分を落とそうと擦ってしまってはお肌に優しい水洗顔の意味がなくなります。メイク後はポイントメイクやメイクの濃さに合わせてクレンジング剤を上手に使い分けましょう。

ポイントメイクは、シートタイプかオイル、または専用のリムーバーでメイクオフ。濃いメイクはクリームタイプ、ナチュラルメイクはミルクタイプというようにクレンジング剤をメイクに合わせて使い分けましょう。

洗顔料の種類と必要性

□洗顔料の種類

○洗顔クリーム&リキッド
油分を多く含み洗い上がりがシットリするタイプ。シットリするのは油分が多い為です。洗浄力は弱めで多めの油分がお肌の負担になります。

○固形石鹸(洗顔ソープ)
油分は5%くらいで少なめ、洗い上がりはサッパリしてお肌のツッパリ感も少ない。お肌への刺激&負担は軽めです。

○洗顔フォーム
最初から泡状なので手早くサッと洗顔出来ます。泡立てのために強い界面活性剤を含んでいる製品もあります。界面活性剤がお肌の負担と刺激になります。

□洗顔料の必要性

ナチュラルメイクならクレンジング剤を使用せず、ぬるま湯と洗顔ソープの泡で十分落とせます。メイク後でなければ、洗顔料の必要性は乏しいかもしれません。

年齢にあった洗顔方法

□10~20代
メイク後は上記で紹介したクレンジング剤を上手く使い分けてクレンジング。お肌がオイリーに傾きがちなので、オイリー気味の時は洗顔ソープか洗顔フォームで洗顔するのが有効です。

□30代
メイク後はミルクタイプ&クリームタイプでクレンジング。洗顔は水で素洗いか洗顔石鹸の泡で洗顔。洗顔後の過剰保湿に注意!この年代は保湿のし過ぎで混合肌になりやすい。

□40代
メイク後もなるべく『ぬるま湯&固形石鹸の泡』で洗顔。お肌の脂分が減少していく年代なので、お肌の乾燥が気になる時は、クレンジング剤や洗顔料のクリームタイプを使用してお肌に脂分&シットリ感を与えるのも有効です。

季節にあった洗顔方法

□冬の洗顔方法

お肌が乾燥する季節です。洗顔の注意点は寒いからといって熱いお湯を使ったクレンジングや洗顔に注意!熱いお湯を使うとお肌は益々乾燥します。クレンジング&洗顔は少なからずお肌の負担&乾燥に繋がります。クレンジング回数はなるべく減らし、洗顔も水で洗顔がメインで洗顔後の保湿を十分行いましょう。

□夏の洗顔方法

お肌がオイリーに傾きがちです。メイク後はクレンジングでしっかりメイクを落としましょう。洗顔はクレンジング後もオイリー気味なら洗顔ソープの泡で洗顔しましょう。

□春&秋の洗顔方法

お肌は良好な季節です。メイク後はメイクに合わせてクレンジング剤を使い分けましょう。洗顔は水で素洗いが基本です。

肌タイプにあった洗顔方法

□乾燥肌の洗顔方法

メイク後はミルクタイプ&クリームタイプでクレンジング。洗顔は水で素洗いが基本。乾燥が酷い場合は、乾燥肌用洗顔ソープの泡で洗顔。洗顔後、十分に保湿を行いましょう。

□オイリー肌の洗顔方法

メイク後はクレンジング剤を使ってしっかりメイクの油分や皮脂を落としましょう。洗顔はクレンジング後もオイリー気味なら洗顔ソープの泡で洗顔しましょう。

□混合肌の洗顔方法

メイク後はミルクタイプ&クリームタイプでクレンジング。洗顔は水で素洗いか洗顔石鹸の泡で洗顔しましょう。

□普通肌の洗顔方法

メイク後はメイクに合わせてクレンジング。洗顔は水で素洗いが基本です。

水で洗顔の必要性

上記で紹介していますように、メイク後のメイクの油分はクレンジング剤を使用しなければ、水で洗顔だけでは殆ど落ちません。洗顔の時もメイクが落ちないと擦り過ぎてしまっては本末転倒!乾燥や肌トラブルを招いてしまいます。メイク後はクレンジング剤を使用するかオリーブオイルなどでポイントメイクを落としましょう。

クレンジング剤や洗顔料は上記で紹介していますように、油分や界面活性剤が配合されています。過度のクレンジングや洗顔はお肌のバリア機能や必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。必要な皮脂まで洗い流してしまうと、皮脂膜がなくなりお肌のバリア機能が低下して、お肌の免疫力も低下!ターンオーバーも乱れてしまいす。これがニキビや肌トラブルに繋がる原因です。過度の洗顔&クレンジングに注意しましょう。

朝の洗顔は水で素洗いが基本です。余分なクレンジングや洗顔料はお肌の負担になります。肌荒れやニキビなどの肌トラブルや季節に関係なく急に肌タイプが変わった場合、お肌の免疫力やバリア機能が低下している可能性があります。濃いメイクは避けクレンジングの必要のないナチュラルメイクを心掛け、許せる範囲で肌断食&水で洗顔を行いましょう。

 

最後に

いかがでしたか?毎回、水で洗顔を通すのは難しいかもしれません。メイク後はやはりクレンジング剤を使用したほうがお肌にもプラスのようです。しかし、朝の洗顔はあくまで水で洗顔がBEST。肌トラブル改善にも水で洗顔が有効です。季節、年齢、肌タイプに合った洗顔方法で美肌をキープしましょう。

年齢・季節・肌タイプ別の正しい洗顔方法を徹底解説!

①クレンジング剤の種類と必要性
②洗顔料の種類と必要性
③年齢にあった洗顔方法
④季節にあった洗顔方法
⑤肌タイプにあった洗顔方法
⑥水で洗顔の必要性