焼き過ぎて日焼けが痛い時の5つの対処法とアフターケア

みなさんも子供の頃、海水浴やプールで焼き過ぎて、日焼けした肌が痛い思いをした経験がある筈です。子供の頃なら、2~3日我慢すれば小麦色の肌で夏の勲章のようなモノ?自慢話のネタになりました。

しかし美白ブームが続いている日本では、日焼けの痛さは苦痛と将来シミへの恐怖以外のナニモノでもありません。そんな肌トラブル、日焼けが痛い時の対処法をレクチャーします。

 

焼き過ぎて日焼けが痛い時の5つの対処法とアフターケア

 

焼き過ぎて痛い時は、とにかく冷やす

日焼けしてヒリヒリ痛いのは、日光皮膚炎(紫外線皮膚炎)という立派な皮膚の病気で、火傷と同じく皮膚が炎症を起こして痛いのです。炎症を鎮める為に、洗顔や水or氷(保冷材、等)で冷やしましょう。顔には、コットンを氷水に浸してペタペタと優しくパッティングするのが効果的です。

我慢出来ない痛み、眠れなくなるような痛みの場合、重度の炎症で健康を害する恐れもあります。病院で治療してもらいましょう。

焼き過ぎて痛い時の入浴法「水風呂」

焼き過ぎて痛い時は、水風呂に入って炎症を鎮めましょう。水風呂は炎症を鎮める他にも、新陳代謝を高め血行を促進して美肌&シミ予防に繋がります。

水風呂が寒い時は、ぬるま湯にしましょう。ぬるま湯でもヒリヒリして痛い時は、紅茶のティーパックを2,3個バスタブに入れましょう。紅茶のタンニンという成分は抗炎症作用があり、ヒリヒリ感が和らいで入浴可能になる筈です。さらに殺菌効果により感染症予防にもなります。

日焼けが痛い時は石鹸&シャンプーはNG!バスタブの中で水orぬるま湯で優しく手洗いしましょう。

日焼けして痛い時は、薬を塗る

日焼けして痛い時は、肌が炎症を起こして火傷と同様の状態ですので、火傷に効く市販薬で、ステロイド成分を含まない塗り薬を、肌の痛い部分に塗りましょう。

日焼けして痛い時に塗る市販薬

▼オロナインH軟膏(大塚製薬)
日焼けの痛み以外にも、ニキビや他の肌トラブルにも効く、お肌の救急薬的存在。

▼パンパス軟膏(森下仁丹)
炎症を起こした日やけを効果的に治療します。酸化亜鉛が炎症を抑え、保護し、フェノールやイソプロピルメチルフェノールが殺菌・消毒し、化膿を防ぎます。

▼キップパイロール-Hi(佐藤製薬)
キップパイロール-Hiは古くから軽度のやけど、日焼けによる炎症、切傷の家庭薬として愛用されている軟膏剤です。3種類の殺菌有効成分(イソプロピルメチルフェノール、フェノール、サリチル酸)を配合し殺菌力を高めています。

焼き過ぎて痛い時は、アロエ&ヨーグルトパック

アロエは古来より火傷&日焼けの治療薬として用いられてきました。アロエは抗炎症作用と殺菌作用に優れ肌細胞を活性化する効果もあります。

アロエ&ヨーグルトパックの作り方と使い方

・アロエベラ1本の皮をむきゼリー状の部分を取り出します。
・小麦粉大さじ2杯&冷蔵庫で冷やしたプレーンヨーグルト大さじ5杯
・上記の材料をミキサーにかけ混ぜ合わせます。
・水で洗顔した後、アロエ&ヨーグルトパックを顔全体に塗ります
・10分後に水で洗い流します。
アロエの抗炎症作用と冷たいヨーグルトが美肌&シミ予防に効果的です。

焼き過ぎて痛い時は、シートマスクでシミ予防

日焼けの痛みが和らいだら、シートマスク(美容液)でシミ予防しましょう。日焼け後に痛みを伴うような大量の紫外線を浴びると、一部の色素細胞はメラニンを作り続け、シミやソバカスなど肌トラブルの原因につながります。そこで、炎症がおさまったらシートマスクで美白ケアを始めましょう。

日焼け後に使いたいシートマスク

▼薬用スキンコンディショナー エッセンシャル ペーパーマスク (アルビオン)
年齢&性別を超えて支持されている化粧水のシートマスクバージョン。 紫外線の影響を受けた肌や、乾きがちな肌にうるおいをあたえ、肌を積極的にサポートし、美しい肌に整えます。

▼プラセンタ ホワイトマスク(フラコラ)
TVCMでお馴染みのプラセンタエキスのシートマスク。プラセンタの他にも、うるおいやハリの素、ヒアルロン酸やコラーゲンを中心とした贅沢な美容成分をベストなバランスで配合。日焼け後の肌を美白に導きます。

▼薬用ホワイトフェイシャルマスク(トランシーノ)
美白成分のトラネキサム酸配合。内側から輝くような明るい肌へ仕上げます。機能性マイクロファイバーシートが肌に優しく密着します。日焼け後の肌に優しい低刺激性です。

 

最後に

焼き過ぎて日焼けが痛い時は、日光皮膚炎という立派な皮膚の病気です。火傷と同じ状態で肌が炎症を起こしていますので、水や氷で冷やしてください。我慢できない程の痛みなら病院で治療してもらいましょう。

火傷にアロエが効くように日焼けの痛みにもアロエは有効です。アロエパックやアロエ化粧水をオリジナルで自作するのも一つの選択肢です。痛みが和らいだら美白&シミ予防の為にシートマスク(美容液)でお手入れしましょう。

焼き過ぎて日焼けが痛い時の5つの対処法とアフターケア

焼き過ぎて痛い時は、とにかく冷やす
焼き過ぎて痛い時の入浴法
焼き過ぎて痛い時は、薬を塗る
焼き過ぎて痛い時は、アロエ&ヨーグルトパック
焼き過ぎて痛い後は、シートマスクでシミ予防