脇汗のせいで衣服の脇部分が黄色く変色することがあります。全身キメていてもチラッと見える脇部分が黄ばんでいる…こんなことではせっかくのオシャレも台無しです！脇汗の黄ばみは洗濯では簡単に取れないので、着れば着るほど黄色いシミが濃くなってしまいます。

こんな頑固な脇汗の黄ばみから衣類を守るためにはどうしたらいいのでしょう？実は簡単なひと手間で脇汗の黄ばみは防げます。

今回は脇汗の黄ばみを改善＆対処する方法ご紹介します。

脇汗の黄ばみがある人は絶対やるべき！改善＆対処策

脇汗の黄ばみ改善対処策①黄ばみに効く洗剤を選ぶべき！

洗濯洗剤は「抗菌」「柔軟剤入り」など様々な種類がありますが、この洗剤選びで脇汗黄ばみの落ち具合は全然違ってきます。「界面活性剤」という成分は皮脂分解酵素が入っているので黄ばみ汚れをしっかり落としてくれますよ。洗剤を選ぶ際には裏側の成分表を見てみて、界面活性剤の含有量が多いものを選びましょう。

もし含有量が書いて無ければ「界面活性剤」の名前が出ている順番に注目。成分表に書いてある順番は、実は「含有量の多い順」なのです。ですから界面活性剤と書いてあっても成分表の最後のほうに載っているなら、含有量はあまり多くないということが分かります。

脇汗の黄ばみ改善対処策②デリケート素材には重曹を使うべき！

界面活性剤は強い成分ですからデリケート素材の洗濯には使えないこともあります。そんな時は重曹を使いましょう。

重曹は柔軟剤にも入っているマイルドなものですし、赤ちゃんがいる家庭の掃除用品としても良く使われていますよね。中和作用で強力な汚れを落としてくれるのは情報番組や雑誌などでもよく取り上げられているのでご存知の方も多いはず。

デリケート素材の黄ばみには重曹を試してみてください。

脇汗の黄ばみ改善対処策③洗顔石鹸で黄ばみを落とすべき！

界面活性剤入りの洗剤や重曹で洗濯したけど、黄ばみ部分がうっすら残っている…。そんな場合は洗濯前に脇だけ部分洗いをする必要があります。そこでおススメなのが「洗顔石鹸」。特に脂性肌用のしっかり皮脂を落とすタイプがおススメです。これがびっくりするくらい良く汚れが落ちるのでぜひ試していただきたいです。

洗顔石鹸は皮脂汚れを落とすものですが、黄ばみの原因の脇汗の成分も皮脂です。同じ皮脂を落とす成分が入っているので、洗顔石鹸はキレイに黄ばみを落とすことができるのです。

脇汗の黄ばみ改善対処策④お湯洗いをするべき！

食器を洗う時、水ではベタベタ油汚れがなかなか落ちませんがお湯だとスルリと洗い流せますよね。これと同じで頑固な黄ばみは水よりもお湯のほうが汚れを落としやすいです。

ただし温度には注意。ぬるま湯より熱いと生地を傷めてしまいます。お風呂の残り湯を使うと節約も出来て良いですよ。

脇汗の黄ばみ改善対処策⑤汗とりパッドを使うべき！

黄ばみを防ぐには「衣類に汗を付着させない」のが一番！汗とりパッドを使えば脇汗を吸収してくれるので衣類に付着するのを防げます。そして汚れたらトイレでポイ！と出来る手軽さがとっても便利。

ただし商品によってはすぐによれてしまったり、動くたびにカサカサ音がしたりします。色々試して自分の脇にフィットする商品を見つけてくださいね。最近では服ではなく脇に直接貼り付けるタイプもありますよ。

脇汗の黄ばみ改善対処策⑥汗とりインナーを着用すべき！

汗とりパッドがどうにも相性が悪くて好きじゃない、という人は汗とりインナーを着用しましょう。汗とりパッドのように付け替えが出来ないので効果は少し落ちますが、脇の部分だけ２重になっていたり別布がついていたりするので汗をしっかり吸収してくれます。

脇汗の黄ばみ改善対処策⑦「制汗剤コロコロ」をやるべき！

コロコロ転がすロールオンタイプの制汗剤。これが黄ばみを作る脇汗には一番効果的です。肌にピタッと密着してしっかりと汗を抑えてくれますよ。

ただし、塗るタイミングが大事です。服を着る直前に塗るとまだ脇が乾いていないので、洋服に液体が染み込み制汗剤のせいで服が黄ばんでしまいます。制汗剤はお風呂あがりに塗りましょう。そうすれば効果も高いですし、服に染み込む心配もありません。