毎日しっかり、スキンケアしている女性でも顔の肌荒れに悩んでいる方がいます。肌荒れは何が原因で起こるのでしょうか？

敏感肌の方は顔の肌荒れが起きやすいと言われます。しかし、「敏感肌」という言葉は正式には医学用語ではありません。ご自分で「敏感肌だから肌荒れになる」と思っている女性は、実は肌荒れの原因は他にあるかもしれませんよ。

今回は、顔の肌荒れの原因と、最短で顔の肌荒れを改善する方法と、顔のスキンケアを中心にレクチャーします。

最短で顔の肌荒れを改善する6の改善対策

①自称敏感肌の方は過剰なスキンケアを止める

ご自分では敏感肌と思っていても、実は敏感肌ではないという女性がかなりいます。

冬の時期は乾燥して肌はカサつき気味になります。生理の時はホルモンバランスが乱れて、新陳代謝が低下して肌の弾力が失われ、顔のお肌がカサつく事もあります。この他にも、通常起こりうる肌荒れをご自分で敏感肌だと思い込み、ピーリングや保湿などのスキンケアを過剰に行って、肌荒れの原因を自ら作りだしている方がいます。

自称敏感肌の方の最短肌荒れ対策

30代までの女性なら、保湿成分のセラミドやヒアルロン酸は通常のターンオーバーが行われていれば、自らお肌の中で造り出しています。過剰なスキンケアで保湿成分を補わなくても大丈夫です。

さらに過剰なピーリングやクレンジングは、お肌のバリア機能まで洗い流してしまいます。水だけの洗顔に切り替えて、お肌の自然治癒力を高めるのが有効です。

②乾燥が原因で肌荒れしている時の改善対策

冬の季節には空気が乾燥して、お肌の為にも加湿器を使用したり、お肌や顔に直接、ミネラルウォーターや化粧水をスプレーしている女性もいます。しかし、空気が乾燥している時に直接お肌や顔に水分を吹き付けても、保湿になるどころか自ら乾燥の原因を作っているようなものです。

保湿はお肌の中のセラミドが担っています。このセラミドが減少するとお肌の中の水分を繋ぎ止めている事が出来ずお肌が乾燥します。いくら外から水分を与えてもセラミドは増えず乾燥は改善されません。

最短改善対策

お肌や顔に直接、水分をスプレーするのは乾燥を招く恐れがありＮＧ！お肌や顔に直接スプレーするのであれば、セラミド配合の美容液をスプレーするのが有効です。また乾燥によるお肌のカサつきは、ヴァセリンを薄くのばして使用し、お肌のバリア機能を補いお肌の中の水分をこれ以上蒸発させないようにしましょう。

③肌荒れの原因が化粧品の時の改善対策

上記にありますように、過剰なスキンケアは肌荒れを招きます。しかし、いつもナチュラルメイクを心掛け、水で洗顔しているのにお肌が荒れやすい、アレルギー体質の方や生まれながらのお肌が敏感な、真の敏感肌の女性もいます。

そういう方は、スキンケアに用いる基礎化粧品以外のメイクアップアイテムも植物由来で防腐剤不使用、合成仮面活性剤不使用、ノンケミカルのオーガニックコスメに替えることをお薦めします。

最短肌荒れ改善対策

参照（http://www.24h-cosme.jp/）
●24ｈコスメ
基礎化粧品はもちろん、メイクアップアイテムも天然成分のみで開発。プロのメイクアップアーティストも撮影現場で使用する24ｈコスメ。日焼度止めも天然成分だけでSPF50 PA+++を実現という徹底ぶり。トータルラインで使用できる貴重なオーガニックコスメブランドです。

④ダイエットが肌荒れの原因の時の改善対策

ダイエットが肌荒れの原因を作っている事は、女性誌やネットの情報で気づいている方もいると思いますが、スリムな体形をキープしたいが為に、止められないという女性もいます。では何故ダイエットが顔の肌荒れの原因になるのでしょうか？

なぜダイエットが顔の肌荒れの原因に？

〇水分の取り過ぎ
　⇒冷えが肌荒れの原因になる
〇単品ダイエット＆極端な低カロリー食
　⇒極端な低カロリー食では、新陳代謝を妨げ血行不良を起こし肌荒れの原因になる
〇ダイエットドリンク
　⇒ダイエットドリンクの中には下剤に近い成分を含んだ物もあり、肌荒れの原因になる

最短肌荒れ改善対策

ダイエットは中止して、バランスの取れた食事を心掛けましょう。和食中心の食事にすれば、低カロリーでバランスの取れた食事ができてダイエット効果も期待できます。

⑤睡眠不足が肌荒れの原因の場合の改善対策

睡眠不足は顔にすぐ顔に表れます。目の下にクマが出来たり、ニキビや吹き出物、肌荒れに繋がります。では睡眠不足は何故肌荒れに繋がるのでしょうか？

睡眠不足が肌荒れにの原因になる理由

入眠後3時間で成長ホルモンの分泌が高まり、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)を促します。睡眠時間が短い場合、成長ホルモンがあまり分泌されず、ターンオーバーがスムーズに行われず肌荒れに繋がるのです。

最短肌荒れ対策

睡眠不足だからといって、睡眠薬の使用はＮＧ！少し眠れないのは病気ではありませんので薬の使用は控えましょう。今の睡眠薬は依存性は少ないといわれてはいますが、アロマテラピーやアイマスク、等寝室環境を改善して快眠の工夫をしましましょう。

⑥脂漏性皮膚炎の時の肌荒れ改善対策

小鼻のまわりを中心に頬などに赤味が出てカサついて痒みが出る場合、『脂漏性皮膚炎』の可能性があります。脂漏性皮膚炎の原因菌は、マラセチア真菌というカビの一種です。カビといっても常在菌と言われる人間の身体に誰もが保有している細菌です。

この細菌が皮脂を食べて増殖し、脂漏性皮膚炎が発症します。この発症原因は特定しにくく、食生活の乱れからくる場合もあります。